聖書箇所

2021年3月28日(日) 棕櫚(シュロ)の日曜日

聖書箇所 説教全文


マルコの福音書11章12-20節

 

 12 翌日、彼らがベタニアを出たとき、イエスは空腹を覚えられた。 13 葉の茂ったいちじくの木が遠くに見えたので、その木に何かあるかどうか見に行かれたが、そこに来てみると、葉のほかには何も見つからなかった。いちじくのなる季節ではなかったからである。 14 するとイエスは、その木に向かって言われた。「今後いつまでも、だれもおまえの実を食べることがないように。」弟子たちはこれを聞いていた。
 15 こうして彼らはエルサレムに着いた。イエスは宮に入り、その中で売り買いしている者たちを追い出し始め、両替人の台や、鳩を売る者たちの腰掛けを倒された。 16 また、だれにも、宮を通って物を運ぶことをお許しにならなかった。 17 そして、人々に教えて言われた。「『わたしの家は、あらゆる民の祈りの家と呼ばれる』と書いてあるではないか。それなのに、おまえたちはそれを『強盗の巣』にしてしまった。」 18 祭司長たちや律法学者たちはこれを聞いて、どのようにしてイエスを殺そうかと相談した。群衆がみなその教えに驚嘆していたため、彼らはイエスを恐れていたのである。 19 夕方になると、イエスと弟子たちは都の外に出て行った。
 20 さて、朝早く、彼らが通りがかりにいちじくの木を見ると、それは根元から枯れていた。

(聖書 新改訳2017)

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