手足の指が六本ずつ合わせて二十四本ある巨人
ダビデの時代、ゴリアトという巨人とダビデは戦いを交えました。
ペリシテの陣地から一人の戦士が進み出た。
その名をゴリアトといい、ガト出身で、背丈は六アンマ半、
頭に青銅の兜をかぶり、身には青銅五千シェケルの重さのあるうろことじの鎧を着、
足には青銅のすね当てを着け、肩に青銅の投げ槍を背負っていた。
サムエル記上 17章4〜6節
1アンマが何センチにあたるかで、その大きさが変わってきますが
45センチであれば2m92cm、50センチであれば3m25cmとなり
およそ3m前後だったと、考えられます。
ゴリアト以外にも、ダビデの時代には巨人との戦いがあったと記録されており
聖書を読むと、昔は巨人が普通に存在していたことがわかります。
力の差は歴然で普通なら勝てないはずなのですが、勝っている所がすごいところです。
まず、ゴリアトの場合もそうでしたが
巨人に対して立ち向かっていくという勇気を持っていることに、驚きを覚えます。
ダビデは、果敢にもひとりでゴリアトに立ち向かいましたが、
それ以降も、ダビデの兄弟シムアの子ヨナタンが、
手足の指が六本ずつ、合わせて二十四本ある巨人に対して
勇敢に戦って、勝利を収めています。
見た目に狼狽えていない姿に、戦いの模範を見ることができます。
必要なことは、神が共にいて下さるという信頼です。
神が共にいて、彼らと共に戦ってくださっていたのです。
【今日の聖書】
別の戦いがガトでもあった。
ラファの子孫で、手足の指が六本ずつ、合わせて二十四本ある巨人が出て来て、
イスラエルを辱めたが、ダビデの兄弟シムアの子ヨナタンが彼を討ち取った。
サムエル記下 21章20〜21節