神の計画は家畜小屋で救い主が生まれる事だった
神の計画は、ベツレヘムの家畜小屋で救い主が生まれることでした。
ベツレヘムで生まれることになるということは、ミカ書の中で預言されていましたが
まさか家畜小屋で生まれて、飼い葉おけに寝かせられるとは
当時の人々は、誰も考えもしなかったでしょう。
メシアすなわち救い主は、ダビデの子すなわち王として来られるのだから
王として、「王にふさわしく生まれるに違いない」とそう思ったことでしょう。
しかし神の計画は、人口調査のために人々でごった返すベツレヘムの
家畜小屋でひっそりと、救い主を誕生させることだったのです。
大勢の人々がベツレヘムにいたはずですが、群衆が集まってきたわけではありません。
その夜やって来たのは、野原で野宿していた羊飼いたちだったのです。
まさか家畜小屋で救い主が生まれるなど、誰が予想できたでしょうか?
神の計画と人間の思いは、かけ離れていました。
【今日の聖書】
ところが、彼らがベツレヘムにいるうちに、マリアは月が満ちて、
初めての子を産み、布にくるんで飼い葉桶に寝かせた。
宿屋には彼らの泊まる場所がなかったからである。
ルカによる福音書 2章6〜7節