今日のできごと


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2021/12/6(月)

 

神は子としたものを鍛錬する

1.キリストを信じると神の子となる

 イエス・キリストを信じると、神の子となる資格が与えられます。

 しかし、言は、自分を受け入れた人、
 その名を信じる人々には神の子となる資格を与えた。
 ヨハネによる福音書 1章12節

 キリストを信じて、聖霊に導かれて生きている者は
 ひとり残らず、神の子なのです。

 神の霊によって導かれる者は皆、
 神の子なのです。
 ローマの信徒への手紙 8章14節

2.神の子となると鍛錬を受ける

 そして神の子とされた者は、父なる神から
 子として受け入れられ、子として扱われるのです。
 すなわち、父親がその子を鍛錬するように神が鍛錬するのです。

 肉の父はしばらくの間、
 自分の思うままに鍛えてくれましたが、
 霊の父はわたしたちの益となるように、
 御自分の神聖にあずからせる目的でわたしたちを鍛えられるのです。
 ヘブライ人への手紙 12章10節

3.鍛錬の目的は神聖に預からせるため

 神の鍛錬の目的は何でしょうか?
 私たちを、神ご自身の神聖に預からせるためです。
 罪人の私たちが、あらゆる罪から離れていくためなのです。

 およそ鍛錬というものは、
 当座は喜ばしいものではなく、
 悲しいものと思われるのですが、
 後になるとそれで鍛え上げられた人々に、
 義という平和に満ちた実を結ばせるのです。
 ヘブライ人への手紙 12章11節

 鍛錬の最後には、義という実が結ばれるのです。

むすび.鍛錬こそが神の子とされている証拠

 クリスチャンになると幸せいっぱいで、いつも楽しく
 喜びに満ちて、すべてがうまくいくと考えておられる方もいますが
 決してそうではありません。

 神からの鍛錬があるのです。
 私たちを、神ご自身の神聖に預からせるために
 神自らが鍛錬を与えて下さるのです。

 鍛錬は、楽しくありません。喜ばしいものとも思えません。
 自分の思ったようにはいかないのです。うまくいかないのです。
 それは、パウロの伝道旅行を見ればわかります。

 神はパウロを子として扱っていたからこそ、様々な苦しみに
 合わせ、鍛えられたのです。
 罪から離れさせ、神聖に預かるようにされていたのです。

 キリストを信じたのに、何でこんなに苦しまないといけないのか?
 それこそ、神の子供とされている証拠なのです。
 逆に言えば、何も鍛錬がないというのはあり得ないのです。

 【今日の聖書】
 また、子供たちに対するようにあなたがたに話されている
 次の勧告を忘れています。
 「わが子よ、主の鍛錬を軽んじてはいけない。
  主から懲らしめられても、
  力を落としてはいけない。
  なぜなら、主は愛する者を鍛え、
  子として受け入れる者を皆、
  鞭打たれるからである。」
 ヘブライ人への手紙 12章5〜6節


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