今日のできごと


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2021/2/24(水)

 

鹿が水を求めるように

 動物にとって水を飲むことは、いのちにかかわることです。
 水が飲めなければ、死んでしまいます。
 涸れた谷に、鹿が水を求めるというのは鹿にとっては生死にかかわることです。

 雨季には水があふれていても、乾季の谷川には水がなくなります。
 枯れた谷に水は、流れていないのです。1
 そこで鹿が水を求めるというのは、必死にさがすことになります。

 前足で10分も20分も川底を掘ると、やっと何とか水がにじみ出て来る
 そういうものだそうです。2
 ですから、「涸れた谷に鹿が水を求めるように」というのは

 生きるか死ぬかの、必死な状態のイメージです。
 そのように必死に、神を求めるのだと
 詩編の作者は、語っているのです。

 【今日の聖書】
 涸れた谷に鹿が水を求めるように
 神よ、わたしの魂はあなたを求める。
 詩編 42編2節


1木村一充牧師 2小堀康彦牧師
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