今日のできごと


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2020/9/23(水)

 

サムソンに本当に必要だった力とは?

1.サムソンはデリラから離れられなくなった

 サムソンは、超越的な力を持っていたにもかかわらず
 なぜかくも簡単に、その力を奪われてしまったのでしょうか?
 原因はデリラです。

 デリラが、敵であるペリシテ人と通じているということが
 明らかだったにもかかわらず、サムソンがデリラから離れなかった
 ということにあります。彼は、デリラから離れられなかったのです。

2.サムソンは情欲に負けていた

 デリラという女性に対する、情欲に負けていたということです。
 デリラは、彼の正規の妻であったわけではありません。
 単に「愛するようになった」としか記されていません。

 その後、彼はソレクの谷にいるデリラという女を愛するようになった。
 士師記 16章4節

 結婚関係ではなく、一時的に一緒になっていたわけです。
 しかし、一時的で終わらなくなってしまったわけです。
 サムソンにとって、デリラ依存とも言えるような状況に陥ってしまいます。

3.サムソンは情欲に打ち勝つ必要があった

 結婚するのでもなく、デリラという女性と一緒に居続けるというのは
 本来あるべき姿ではありません。しかし、サムソンの内にある情欲が
 デリラとの関係を、断ち切れなくしてしまっているのです。

 サムソンにとって、本当に必要な力とは、何だったでしょうか?
 デリラに依存せずに、生きていけるような
 「自分自身の情欲に、打ち勝つ力」だったのです。

むすび.真に必要なのは自制心だった

 腕力筋力などの、肉体的な力がどれ程強かったとしても、
 それよりもむしろ、真に必要なのは、
 自分自身の欲望を制御し、心を治める力なのです。

 力強い「自制心」こそが、必要なのです。
 そしてその「自制」こそ、聖霊の結ばせてくださる実なのです。
 筋力腕力よりも、聖霊の力を求めることが何としても必要なのです。

 【今日の聖書】
 忍耐は力の強さにまさる。
 自制の力は町を占領するにまさる。
 箴言 16章32節


 
いらがの幼虫

 今日は、紅葉に付いた「イラガ」の幼虫を退治しました。
 とげに刺されると、激痛が走るとのことです。
 20匹ほど退治しましたが、まだ多少残っていました。

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