士師記 | 内容 | 聖書 |
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14章5〜6節 | ライオンを 素手で裂いた |
ティムナのぶどう畑まで来たところ、 一頭の若い獅子がほえながら向かって来た。 そのとき主の霊が激しく彼に降ったので、 彼は手に何も持たなくても、 子山羊を裂くように獅子を裂いた。 |
14章19節 | アシュケロンで 30人を打ち殺した |
そのとき主の霊が激しく彼に降り、 彼はアシュケロンに下って、 そこで三十人を打ち殺し、 彼らの衣をはぎ取って、 着替えの衣としてなぞを解いた者たちに与えた。 |
15章4節 | ジャッカルを 三百匹捕らえた |
サムソンは出て行って、 ジャッカルを三百匹捕らえ、 松明を持って来て、 ジャッカルの尾と尾を結び合わせ、 その二つの尾の真ん中に 松明を一本ずつ取り付けた。 |
15章7〜8節 | ペリシテ人を 徹底的に打ちのめした |
サムソンは彼らに、 「これがお前たちのやり方なら、 わたしはお前たちに報復せずにはいられない」 と言って、彼らを徹底的に打ちのめし、 下って行って、エタムの岩の裂け目に住んだ。 |
15章13〜14節 | 自分を縛っていた 新しい縄二本を解いた |
彼らはこうして、 新しい縄二本でサムソンを縛り、 岩から連れ出し、上って来た。 サムソンがレヒに着くと、 ペリシテ人は歓声をあげて彼を迎えた。 そのとき、主の霊が激しく彼に降り、 腕を縛っていた縄は、 火がついて燃える亜麻の糸のようになり、 縄目は解けて彼の手から落ちた。 |
15章15節 | ろばのあご骨で 千人を打ち殺した |
彼は、真新しいろばのあご骨を見つけ、 手を伸ばして取り、 これで千人を打ち殺した。 |
16章3節 | 町の門の扉と両脇の門柱を 引き抜き山の上に運び上げた |
サムソンは夜中まで寝ていたが、 夜中に起きて、町の門の扉と両脇の門柱をつかみ、 かんぬきもろとも引き抜いて、肩に担い、 ヘブロンを望む山の上に運び上げた。 |
16章8〜9節 | デリラに 乾いていない 新しい弓弦七本で 縛られても断ち切った |
ペリシテの領主たちが、 乾いていない新しい弓弦を七本 彼女に届けたので、 彼女はそれでサムソンを縛った。 奥の部屋には待ち伏せる者を置いて、 彼女は、「サムソン、ペリシテ人があなたに」 と言った。ところがサムソンは、 弓弦をまるで麻のひもが火にあぶられて 切れるように断ち切ってしまった。 |
16章12節 | デリラに 新しい縄で 縛られても断ち切った |
デリラは新しい縄を持って来て、 それでサムソンを縛り、 「サムソン、ペリシテ人があなたに」と言った。 奥の部屋には待ち伏せる者がいたが、 サムソンは腕の縄をまるで糸のように 断ち切ってしまった。 |
16章13〜14節 | デリラに 髪の毛七房を 機の縦糸と共に織り込まれ、 釘で留められたのに 釘も機織り機と縦糸も 引き抜いた |
彼が、「わたしの髪の毛七房を 機の縦糸と共に織り込めばいいのだ」と言ったので、 彼女はそれを釘で留めて、 「サムソン、ペリシテ人があなたに」 と言った。ところが、彼は眠りから覚め、 釘も、機織り機と縦糸も引き抜いてしまった。 |
16章29〜30節 | 建物を自分の体で倒した (ただし自分も死んだ) |
それからサムソンは、 建物を支えている真ん中の二本を探りあて、 一方に右手を、 他方に左手をつけて柱にもたれかかった。 そこでサムソンは、 「わたしの命はペリシテ人と共に 絶えればよい」と言って、 力を込めて押した。 建物は領主たちだけでなく、 そこにいたすべての民の上に崩れ落ちた。 彼がその死をもって殺した者は、 生きている間に殺した者より多かった。 |