いつもあらゆることに感謝する
昨日は感謝できたけれども、今日はとても感謝できない、
このことは感謝できるけれども、これは感謝できない、
そういう感謝ではなく、いつも、あらゆることについて感謝すること
その感謝を、主イエス・キリストの名により、
父である神にささげること、これが私たちに求められています。
すべてに感謝するのです。
一見すると不幸極まりない出来事であっても、
それが極めて「重大な」、幸い極まりない出来事に続いているのです。
不幸に見えても、不幸で終わらないのです。
イエス・キリストの十字架は、この上ない悲しみと絶望をもたらしましたが
けれどもその後の復活は、この上ない喜びと希望をもたらしているのです。
十字架は罪の赦しをもたらすために、なくてはならない出来事だったのです。
誰が十字架の主を見て、感謝ができたでしょうか?
嘆くことしかできなかったはずです。
皆、悲しみ嘆いて悲観に暮れていたのです。
しかしイエス・キリストの十字架は、感謝しても感謝してもしきれない、
素晴らしい罪の赦しと永遠の命を与える、
神からの、最高のプレゼントだったのです。
【今日の聖書】
そして、いつも、あらゆることについて、
わたしたちの主イエス・キリストの名により、
父である神に感謝しなさい。
エフェソの信徒への手紙 5章20節