今日のできごと


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2020/9/10(木)

 
松江センターアゼリア建設中

ビルの建設と信仰の祈り

1.信仰の祈りはビルの建設と似ている

 信仰とは、まだ見ていないことを
 それが実現したと、信じることです。

 信仰とは、望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認することです。
 ヘブライ人への手紙 11章1節

 信仰の祈りとは、ちょうどビルを建設するようなものです。
 建設中は、工事現場しか見えません。
 仮囲いがある場合は、現場すら見ることができません。

 しかし完成したら、新築のビルを見ることになるのです。

2.建設中は完成イメージは見えない

 建設現場を見る時に、そこにはダンプやミキサー車が出入りし、
 クレーンが立ち上がり、地面には敷鉄板が敷かれ
 完成したビルのイメージは、そこには見られません。

 本当にこんなビルができるのだろうか?という
 疑問すら、生じることもあります。
 完成イメージは、建設現場を眺めるだけでは浮かんで来ないのです。

 しかし建設を進めていくと、確実に最後には完成します。
 完成したその時には、立派に完成したビルを目の当たりにするのです。
 建設中の現場では、その完成イメージを頭に抱きつつ工事を進めます。

3.祈りの最中は答えを目にすることはできない

 信仰の祈りも、これと似ています。
 祈っている最中は、祈りの答えが見えません。
 しかし、祈りが答えられたイメージを抱きながら祈っていくのです。

 ビルの建設中は、完成したビルはまだ見えていませんが
 完成したイメージを頭に抱きつつ、工事を進めていきます。
 信仰の祈りも同様に、見えていなくても見ているように祈ります。

 建設現場と違うのは、工事現場は徐々に出来上がっていくのが見えますが
 祈っている最中は、途中経過が何も見えないということです。
 エリヤの祈りも、6回目の祈りの後までは何も見えなかったのです。

 「上って来て、海の方をよく見なさい」と彼は従者に言った。
 従者は上って来て、よく見てから、「何もありません」と答えた。
 エリヤは、「もう一度」と命じ、それを七度繰り返した。
 列王紀上 18章43節

 祈りは、答えられた時初めて、その結果が見えるのです。

むすび.答えられたことをイメージしつつ祈ろう

 信仰とは、まだ見ていないことを
 それが実現したと、信じることです。
 完成したビルのイメージを持ちつつ、ビルを建設していくように

 祈りが答えられたイメージをもちながら、祈り続けるのです。
 何も変化がなくても、何も見えなくても
 答えをイメージしながら、祈っていくのです。

 【今日の聖書】
 だから、言っておく。
 祈り求めるものはすべて既に得られたと信じなさい。
 そうすれば、そのとおりになる。
 マルコによる福音書 11章24節


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