差し伸べた手を引っ込めなかった
エリコとの戦いに続くアイとの戦いで、一旦は負けてしまった
ヨシュアですが、アイとの二度目の戦いの時
主なる神から、次のように言われます。
「あなたが手にしている投げ槍をアイに向かって差し伸べなさい。
わたしはアイをあなたの手に渡す。」
手にしている投げ槍を、アイの町に向かって差し伸べよというのです。
主はヨシュアに言われた。
「あなたが手にしている投げ槍をアイに向かって差し伸べなさい。
わたしはアイをあなたの手に渡す。」
ヨシュアが手にしていた投げ槍を町に向かって差し伸べると、
伏兵は一斉にその場所から立ち上がり、
ヨシュアが手を伸ばしている間に町に攻め込んで占領し、
直ちに町に火を放った。
ヨシュア記 8章18〜19節
ヨシュアは、主の命じられた通りに
投げ槍を手に持ち、その手を戦いに勝利するまで
上げ続けていたのです。
戦いは、みごとに勝利に終わりました。
民の力が、強かったからでしょうか?
イスラエルの民の考え出した作戦が、良かったからでしょうか?
元々伏兵を置く作戦は、主なる神から教えられたものでした。
エリコとその王にしたように、アイとその王にしなさい。
ただし、分捕り物と家畜は自分たちのために奪い取ってもよい。
あなたは、町を裏手からうかがうように伏兵を置け。」
ヨシュア記 8章2節
ヨシュアが投げ槍を手にした手を、上げ続けていたのは
主の助けを、求め続けていたからにほかなりません。
自分で戦いに出ていくのではなく、主の助けを求めてそこにとどまっていたのです。
私たちもヨシュアのように、祈りの手を主に向かって
差し伸べ続けていきましょう。
勝利するまで手を下ろさずに、祈り続けていきましょう!
【今日の聖書】
ヨシュアはアイの住民をことごとく滅ぼし尽くすまで
投げ槍を差し伸べた手を引っ込めなかった。
ヨシュア記 8章26節