今日のできごと


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2020/8/12(水)

 

反抗されても

 パウロがはじめてコリントに行ったとき、
 そこにユダヤ人の会堂があったので、ユダヤ人たちに
 福音を語りました。

 ところがパウロが語ると、彼らは反抗し口汚くののしったのです。
 パウロはどうしたでしょうか?
 反抗されてもユダヤ人に語ったでしょうか?

 そうではないのです。
 語る対象を、変えたのです。
 ユダヤ人ではなく、異教の神々を信じている異邦人に語ることにしたのです。

 そして異邦人が、続々と信じて救われていったのです。
 もし反抗するユダヤ人に語り続けていたら、誰も受け入れてくれないばかりか
 迫害の中で、命の危険もあったことでしょう。

 もし迫害されてあきらめて、コリントを去っていたとしたらどうでしょう?
 コリントの異邦人たちが、救われていなかったのです。
 反対者に対して強引に語り続けることもせず、

 かといって、ここはもうだめだと言って
 あきらめてしまって、コリントを去ったりせず、
 語る対象を、異邦人に変えるという手段をとったのです。

 そして多くの人が救われて、教会が形作られていったのです。

 【今日の聖書】
 しかし、彼らが反抗し、口汚くののしったので、
 パウロは服の塵を振り払って言った。
 「あなたたちの血は、あなたたちの頭に降りかかれ。
  わたしには責任がない。
  今後、わたしは異邦人の方へ行く。」
 使徒言行録 18章6節


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