今日のできごと


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2020/7/9(木)

 

アンティオキアの教会に示された神の計画

1.アンティオキアの教会のメンバー

 アンティオキアの教会には、バルナバやニゲルと呼ばれるシメオン、
 キレネ人のルキオ、領主ヘロデと一緒に育ったマナエン、サウロなどの
 預言する者や、教師たちがいました。

 アンティオキアでは、そこの教会にバルナバ、
 ニゲルと呼ばれるシメオン、キレネ人のルキオ、
 領主ヘロデと一緒に育ったマナエン、サウロなど、
 預言する者や教師たちがいた。
 使徒言行録 13章1節

2.アンティオキアの教会に示された神の計画

 彼らが主を礼拝し、断食していると、
 聖霊が、神のご計画を彼らに示されるのです。

 彼らが主を礼拝し、断食していると、聖霊が告げた。
 「さあ、バルナバとサウロをわたしのために選び出しなさい。
 わたしが前もって二人に決めておいた仕事に当たらせるために。」
 使徒言行録 13章2節

 バルナバとサウロが、神によって指名されます。
 「ふさわしい人物を、あなた方の中から選べ」ではなかったのです。
 バルナバとサウロのふたりでなければ、ならなかったのです。

 そして、「神が前もって二人に決めておいた仕事に当たらせよ」と
 命じられるのです。
 なすべき仕事も、神があらかじめ決めておられたのです。

3.神の計画を受け取って実行に移した

 アンティオキアの教会では、この神の啓示を受けて
 神の言われた通りに、バルナバとサウロ(パウロ)を
 異邦人世界へ宣教するために、送り出すのです。

 そこで、彼らは断食して祈り、二人の上に手を置いて出発させた。
 使徒言行録 13章3節

 断食して祈ってから送り出しているところに、目を止める必要があります。
 極めて大切な大きな働きでしたから、単に祈って送り出すのではなく
 みんなで断食の祈りをもって、送り出しています。
 
 こうして神の計画は、アンティオキア教会において示され
 神の計画を握った人々は、その計画を実行に移したのです。
 遣わされたバルナバとサウロだけでなく、遣わす人々も実行に移しました。

むすび.

 パウロの3回の伝道旅行の記録が、使徒言行録にありますが
 この異邦人世界への伝道旅行は、パウロが計画したのでも
 教会の人々が考案したものでもなく、神によるものだったのです。

 神の計画を知らされ、受け取り、実行に移したからこそ
 パウロたちの伝道旅行が、実現していったのです。
 重要なのは、神の計画を知り、それを受け取り、実行することだったのです。

 【今日の聖書】
 彼らが主を礼拝し、断食していると、聖霊が告げた。
 「さあ、バルナバとサウロをわたしのために選び出しなさい。
 わたしが前もって二人に決めておいた仕事に当たらせるために。」
 使徒言行録 13章2節


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