ペトロは議会でイエスの復活を語った
ペトロとヨハネが、神殿のソロモンの廊で民衆に話をしていると、
祭司たち、神殿守衛長、サドカイ派の人々が近づいて来ます。
彼らは、イエスの復活を宣べ伝えていたペトロたちにいらだちます。
そして二人を捕らえて翌日まで牢に入れるのです。
翌日、議員、長老、律法学者たちがエルサレムに集まります。
大祭司アンナスとカイアファとヨハネとアレクサンドロと
大祭司一族が集まるのです。
「お前たちは何の権威によって、だれの名によってああいうことをしたのか」
と尋問されそれに対して、ペトロは語りだすのです。
「あなたがたもイスラエルの民全体も知っていただきたい。
この人が良くなって、皆さんの前に立っているのは、
あなたがたが十字架につけて殺し、
神が死者の中から復活させられたあのナザレの人、
イエス・キリストの名によるものです。・・・」
ここでもペトロは、復活のイエスを語るのです。
もしイエスが復活しなかったら、
「彼はただの異端者だった」という理解で、終わっていたことでしょう。
しかし、イエスが復活したということは
イエスこそ、神が遣わされた本物の「メシア」
すなわち「救い主」だった、ということになるのです。
復活のメッセージこそが、「イエスこそ救い主です」というメッセージなのです。
【今日の聖書】
あなたがたもイスラエルの民全体も知っていただきたい。
この人が良くなって、皆さんの前に立っているのは、
あなたがたが十字架につけて殺し、
神が死者の中から復活させられたあのナザレの人、
イエス・キリストの名によるものです。
使徒言行録 4章10節