看板
その建物が何の建物であるかは、看板を見ればわかります。
看板は、大きな役目を持っています。看板で判断するからです。
建物の場合は、看板でいいのですが、人の場合はどうでしょう?
その服装が、その職業を表わす場合もあります。
警察官の場合、制服を着ていれば一目でわかります。
駅員や店員など、制服のある職場で働く人であれば服装が看板の役目をします。
けれども、クリスチャンの場合はどうでしょうか?
クリスチャンが、「私はクリスチャンです」という看板や名札をぶらさげて
生活するわけではありません。
牧師がガウンを着ることがあっても、クリスチャンであるという服装は何もないのです。
逆に、何もそんなものを表面に出していなくても、
内側からにじみ出て来るものによって、クリスチャンであることを示すのです。
服装や持ち物ではなく、内面が大事なのです。
内面的な人柄をこそ、神によって作り変えていただく必要があるのです。
内面からにじみ出て来るものこそが、クリスチャンであることを如実に表すのです。
【今日の聖書】
むしろそれは、
柔和でしとやかな気立てという朽ちないもので飾られた、
内面的な人柄であるべきです。
このような装いこそ、
神の御前でまことに価値があるのです。
ペトロの手紙一 3章4節