今日のできごと


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2020/3/22(日)

 
天神川と夕日

会堂清掃

 部屋を使うということは、そこを掃除する必要が生じるということでもあります。
 いかに、その部屋をきれいに保つか?
 使わなければいいのです。密閉して使わなければ、汚れないでしょう。

 けれども使っている以上、汚れます。
 汚れるということは、放っておくと汚れが溜まってしまうということです。
 ですから、その部屋をきれいに保つには、頻繁に掃除をすればよいということになります。

 毎日掃除するなら、1日分の汚れを掃除すれば良いので楽です。いつもきれいです。
 1週間に1度なら、掃除するときには7日分の汚れが溜まっているはずです。
 土曜日に掃除をしたら、金曜日には埃やゴミがたまっていることでしょう。

 1年に1度となると、これは1年分の汚れですので相当なものになってきます。
 普通1年に1度というのは、よほど汚れにくい所だけだと思います。
 ごみを1年間捨てないと、ごみだけでなく悪臭とゴキブリやハエに悩まされるでしょう。

1.毎日悔い改める

 人間の心の中の汚れ、すなわち罪においても同様です。
 日々悔い改めているなら、喜びの1年を過ごすことができるでしょう。
 罪を犯さずに1日過ごせるということは、まずあり得ませんから毎日悔い改めが必要です。

 罪をそのままにして、1年過ごそうものなら
 その1年は、大変な苦しみと悲しみの1年になってしまうことでしょう。

 恨みを抱き続けて1年過ごしたら、どうでしょう?
 その1年は、恨みの1年になってしまいます。
 恨みだけでなく、そこから派生して不平不満、怒り、憎しみ、復讐心へと続くのです。

2.罪の思いは膨らみ他に影響を及ぼす

 恨みは膨らみます。殺意をもたらす危険な思いです。
 1人の人を恨んだままでいると、また次の人も恨むようになります。
 どんどん周囲の人々を恨むようになってしまい、心が恨みで一杯になってしまうのです。

 恨みだけでなく、情欲、貪欲、偽り、盗み、不正、なども同様です。
 そして罪は伝染します。1人の罪が、周囲を巻き込んでいくのです。
 微笑む人を見ると思わず笑顔になりますが、恨みを抱えている人を見ると逆になります。

3.罪の思いをすぐ捨てる

 罪の思いは、即、捨て去るべきなのです。
 掃除と同じように、罪も気づいた段階で、すぐに悔い改めることが大切です。
 罪を捨て去るのは、私たちの責任です。自分自身の責任です。

 だから、地上的なもの、すなわち、みだらな行い、不潔な行い、情欲、
 悪い欲望、および貪欲を捨て去りなさい。
 貪欲は偶像礼拝にほかならない。
 コロサイの信徒への手紙 3章5節

 罪の償いのために、何かを一生懸命しなさいというのではなく、
 単にその思いを捨てればいいだけですので、瞬間的にできます。
 何時間も何日もかかるのではないのです。一瞬でいいのです。

4.捨てた罪の思いは拾わない

 そして捨てたものを、再び拾い上げたりしない事です。
 せっかくゴミ捨て場に捨てたゴミを、持って帰って家に入れたりはしないのと同じです。
 完全に捨てて、自分の心から追い出してしまえばいいのです。

5.神の言葉を心に入れる

 そして罪の思いの捨てられた心の中には、神の言葉を
 どんどん入れて、ためていくのです。
 空っぽのままではいけません。神の言葉良いもので心をいっぱいにしていくのです。

 【今日の聖書】
 だから、あらゆる汚れやあふれるほどの悪を素直に捨て去り、
 心に植え付けられた御言葉を受け入れなさい。
 この御言葉は、あなたがたの魂を救うことができます。
 ヤコブの手紙 1章21節


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