今日のできごと


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2020/2/14(金)

 
白鹿山からの眺め(宍道湖方面)

憤り、怒り、そしりを捨てる

1.悪事を働く者に怒りを覚えないこと

 防犯カメラなど比較にならない程、正確につぶさに
 神は悪事を行なう人を、しっかり見ておられます。
 何一つ、神の目の前に隠れていることはないのです。

 悪事を働く者に怒りを覚えたり
 主に逆らう者のことに心を燃やすことはない。
 悪者には未来はない。
 主に逆らう者の灯は消える。
 箴言 24章19〜20節

 悪事を働く者に怒りを覚えたり
 悪だくみをする者のことで、いら立つ必要はありません。
 神は最後には、完全に正しく裁かれます。

2.神の怒りに任せ怒りを捨てる

 神の怒りに任せ、私たち自身は怒りを解き、憤りを捨てるべきなのです。
 決して、報復することを考えてはなりません。
 報復や復讐は、解決に至らず泥沼にはまり込んでしまいます。

 沈黙して主に向かい、主を待ち焦がれよ。
 繁栄の道を行く者や
 悪だくみをする者のことでいら立つな。
 怒りを解き、憤りを捨てよ。
 自分も悪事を謀ろうと、いら立ってはならない。
 悪事を謀る者は断たれ
 主に望みをおく人は、地を継ぐ。
 詩編 37編7〜9節

 悪事は必ず、神によって裁かれます。
 ダビデはウリヤの妻との姦淫の罪を、必死に隠そうとしましたが、
 預言者ナタンによって、ずばりと指摘されてしまいます。

3.怒らずに悔い改めに導かれるように祈る

 仮に今悪事を行っていたとしても、罪を悔い改めたなら
 イエス・キリストの十字架の血潮によって、赦しを受けることができるのです。
 「父よ、彼らをお赦しください。自分で何をしているのか知らないのです」

 これがイエス・キリストの、十字架上での祈りです。
 どこまでも、彼らの救われることを願い愛し抜いているのです。
 たとえ悪事を行う人に対してであったとしても、怒りは捨て去るように

 明確に記されているのです。

4.もし怒ったままであれば争いを引き起こし罪を犯す

 怒りは、争いを引き起こします。

 怒りやすい人はいさかいを引き起こし
 激しやすい人は多く罪を犯す。
 箴言 29章22節

5.怒りは愚者の胸に宿る

 罪を避けようとする場合、激高することを避ける必要があります。
 どんなに理不尽な事に直面したとしても、怒らず激しないことが要求されています。
 冷静さを失ってはならず、賢く怒りの感情を捨て去る必要があります。

 気短に怒るな。
 怒りは愚者の胸に宿るもの。
 コヘレトの言葉 7章9節

 気短に怒ってはならないのです。怒りは愚者の胸に宿るものと説明されています。

6.神の力によって怒りは捨てられる

 「怒らない」ことは、神の力によって可能になります。
 聖霊の結ばせる実は、自制だからです。

 神の聖霊を悲しませてはいけません。
 あなたがたは、聖霊により、贖いの日に対して保証されているのです。
 無慈悲、憤り、怒り、わめき、そしりなどすべてを、
 一切の悪意と一緒に捨てなさい。
 互いに親切にし、憐れみの心で接し、
 神がキリストによってあなたがたを赦してくださったように、赦し合いなさい。
 エフェソの信徒への手紙 4章30〜32節

 悪意は、聖霊を悲しませます。
 無慈悲、憤り、怒り、わめき、そしりなども同じです。
 怒る時、神の聖霊は悲しまれるのです。

むすび.怒りを捨て去る決断と愛を求める祈りが必要

 今日、もし、何かに怒っているのであれば、怒りを捨て去る決心をして下さい。
 そして神に祈り求めて下さい。
 「怒る気持ちを取り除き、愛することができますように」と。

 その時、神は聖霊によって怒らず愛せるように助けて下さいます。

 【今日の聖書】
 わたしの愛する兄弟たち、よくわきまえていなさい。
 だれでも、聞くのに早く、話すのに遅く、また怒るのに遅いようにしなさい。
 人の怒りは神の義を実現しないからです。
 ヤコブの手紙 1章19〜20節


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