今日のできごと


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2020/12/29(火)

 
教会の梅の木の新芽

義務を果たす

 「国への納税義務について、聖書はどう語っているのですか?」
 この問いに関しては、明確な答えがあります。
 「税を納めるべき人には税を納めなさい」と書いてあります。

 現在の国家体制を否定するのではなく、
 現在の権威構造のすべてが、神に由来するものであるので
 神が定められた権威に対しては、従うようにと命じられています。

 人は皆、上に立つ権威に従うべきです。
 神に由来しない権威はなく、
 今ある権威はすべて神によって立てられたものだからです。
 ローマの信徒への手紙 13章1節

 そして権威ある立場にある人々のために、祈ることも命じられています。
 彼らのために、願いと祈りと執り成しと感謝とを神にささげるのです。

 そこで、まず第一に勧めます。
 願いと祈りと執り成しと感謝とをすべての人々のためにささげなさい。
 王たちやすべての高官のためにもささげなさい。
 わたしたちが常に信心と品位を保ち、
 平穏で落ち着いた生活を送るためです。
 テモテへの手紙一 2章1〜2節

 現在の国家は、完璧ではありません。県政も市政も同様です。
 けれどもそれに対して、反発しひっくり返すような行動を取ろうと
 するのではなく、権威を与えられている人々のために祈るのです。

 そして、祈りつつ従うのです。
 税金は、治めるべきなのです。
 納税義務は、果たさなければなりません。

 【今日の聖書】
 すべての人々に対して自分の義務を果たしなさい。
 貢を納めるべき人には貢を納め、
 税を納めるべき人には税を納め、
 恐るべき人は恐れ、敬うべき人は敬いなさい。
 ローマの信徒への手紙 13章7節


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