今日のできごと


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2020/12/23(水)

 
ラカンマキ(剪定前)

気温の変化

 最初の人間アダムとエバは、エデンでは裸で生活していましたから
 そこに冬はなかったはずです。夏もなかったでしょう。
 年中快適な気温の中で、暑さや寒さなど経験せずに過ごしていたことでしょう。

 ところがノアの洪水後には、夏と冬が生じるようになりました。

 地の続くかぎり、種蒔きも刈り入れも
 寒さも暑さも、夏も冬も
 昼も夜も、やむことはない。」
 創世記 8章22節

 今のような季節が生じ、寒暖の差ができるようになったのです。
 いわゆる「季節」が生まれ、暑い夏と寒い冬ができてしまったのです。
 「種まきの時期」と、「刈り入れの時期」が固定されてしまったわけです。

 今の稲作のように、春に種を蒔かないと、秋に収穫できないという
 種蒔きと刈り入れのサイクルが、固定化してしまったのです。
 時期を逃すと収穫できない、そんな世界に変わってしまったのです。

 雲ができ直射日光も注ぎ、雨も降れば雪も降る
 霧も出れば霜も降りる、年中暑い地域もあれば
 年中寒い地域もあるという、そんな気候の世界になってしまったのです。

 洪水以前は、温室のようにどこもかしこもちょうど良い気温だったのが
 温室の屋根が取り除かれたようになって、暑い所は暑く寒い所は寒く
 地域によってばらつきのある、そんな世界に変わったのです。

 創造の当初から、夏や冬のある世界ではなかったのです。
 創造当初は夏も冬もなく、年中温暖な素晴らしく快適な
 人間にとって最適なそんな世界だったのです。

 【今日の聖書】
 主は宥めの香りをかいで、御心に言われた。
 「人に対して大地を呪うことは二度とすまい。
  人が心に思うことは、幼いときから悪いのだ。
  わたしは、この度したように生き物をことごとく打つことは、
  二度とすまい。

  地の続くかぎり、種蒔きも刈り入れも
  寒さも暑さも、夏も冬も
  昼も夜も、やむことはない。」

 神はノアと彼の息子たちを祝福して言われた。
 「産めよ、増えよ、地に満ちよ。

 創世記 8章21節〜9章1節


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