今日のできごと


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2020/10/20(火)

 

アハブはイゼベルと結婚すべきではなかった

 オムリの子アハブは、それ以前の誰よりも悪を行った王でした。

 オムリの子アハブは彼以前のだれよりも
 主の目に悪とされることを行った。
 列王紀上 16章30節

 彼が誰よりも極悪だった原因は、バアルを信じるイゼベルと結婚したことにありました。

 彼はネバトの子ヤロブアムの罪を繰り返すだけでは満足せず、
 シドン人の王エトバアルの娘イゼベルを妻に迎え、
 進んでバアルに仕え、これにひれ伏した。
 列王紀上 16章31節

 彼は、シドンの王エトバアルの娘イゼベルと結婚したのです。
 そしてそのイゼベルが、アハブをそそのかして偶像崇拝に陥らせたのです。

 アハブのように、主の目に悪とされることに
 身をゆだねた者はいなかった。
 彼は、その妻イゼベルに唆されたのである。
 列王紀上 21章25節

 妻イゼベルは、異教の神を信じる王の娘で偶像崇拝者でした。
 イゼベルは、イスラエルの神の預言者たちを殺し、
 偶像崇拝を、イスラエルに蔓延らせた張本人です。

 アハブ王が、サマリアにバアル神殿を建てるまでにさせたのが
 妻イゼベルだったのです。

 サマリアにさえバアルの神殿を建て、その中にバアルの祭壇を築いた。
 アハブはまたアシェラ像を造り、
 それまでのイスラエルのどの王にもまして、
 イスラエルの神、主の怒りを招くことを行った。
 列王紀上 16章32〜33節

 アハブが、異教の王の娘イゼベルと結婚していなければ、
 ここまで極悪な王にはならなくて、済んでいたことでしょう。
 アハブは妻にする相手を、大きく間違えているのです。

 本来は、アハブ自身も神を信じて生きるべきでしたし、
 結婚相手にしても、神を信じる人と、結婚すべきだったのです。
 イゼベルによってアハブは、大きく神から反れて行ってしまったのです。

 【今日の聖書】
 あなたがたは、
 信仰のない人々と一緒に不釣り合いな軛につながれてはなりません。
 正義と不法とにどんなかかわりがありますか。
 光と闇とに何のつながりがありますか。
 コリントの信徒への手紙二 6章14節


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