今日のできごと


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2019/9/6(金)

 

じゃん・だら・りん

 岡崎の方言の特徴は、語尾に「じゃん、だら、りん」がつくことです。
 「じゃんね?」は「だよね」と同意を求める語尾です。
 「だら」も「でしょ?」と同意を求めて問いかける語尾です。

 「りん」は、弱い命令です。
 一方出雲地方の特徴は、「ちゃる、ちょる、けん、だわ、ですがー、がー」
 などの語尾です。「待っててください」は「まっちょってください」になります。

 高齢の方々は、実に流暢な出雲弁を話されます。
 本当にネイティブ出雲弁で話されると、ちょっと理解できません。
 「『ごしない』って?」「『ください』という意味だよ」と聞かないとわかりません。

 コリントの教会では、異言が公の場で
 みんなに聞いてもらうように語られていたようです。
 しかし、異言で語られたところで誰も理解できなかったわけです。

 だからパウロは、「あなたがたも異言で語って、
 明確な言葉を口にしなければ、
 何を話しているか、どうして分かってもらえましょう。」

 と戒めています。
 そして、「教会では異言で一万の言葉を語るより、
 理性によって五つの言葉を語る方が好ましい」と語るのです。

 しかし、わたしは他の人たちをも教えるために、
 教会では異言で一万の言葉を語るより、
 理性によって五つの言葉を語る方をとります。
 コリントの信徒への手紙一 14章19節

 聞いている人が理解できなければ、意味がないのです。
 聞いている人がわかる言葉を、話すべきなのです。

 【今日の聖書】
 ラッパがはっきりした音を出さなければ、
 だれが戦いの準備をしますか。
 同じように、あなたがたも異言で語って、
 明確な言葉を口にしなければ、
 何を話しているか、どうして分かってもらえましょう。
 空に向かって語ることになるからです。
 世にはいろいろな種類の言葉があり、
 どれ一つ意味を持たないものはありません。
 だから、もしその言葉の意味が分からないとなれば、
 話し手にとってわたしは外国人であり、
 わたしにとってその話し手も外国人であることになります。
 あなたがたの場合も同じで、
 霊的な賜物を熱心に求めているのですから、
 教会を造り上げるために、
 それをますます豊かに受けるように求めなさい。
 だから、異言を語る者は、
 それを解釈できるように祈りなさい。
 コリントの信徒への手紙一 14章8〜13節


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