岡崎城
愛知県にある岡崎城は、徳川家康が生まれた城ですが
松江城を築城した堀尾吉晴も、徳川家康と同じ愛知県の出身です。
岡崎城と松江城は、直接の関係はないようですが、
松江市の起源と、愛知県は深い関りがあります。
愛知出身の堀尾吉晴が来る以前の松江は、出雲地方の一漁村に過ぎなかったのです。
そこに、愛知県出身の堀尾一族がやってきて、松江城を築城し1611年には城を落成させ
松江に一大城下町を、築き上げたのです。
岡崎城で生まれた徳川家康が、江戸城で実権を握りつつあった時
松江では、松江城が完成していたのです。
その後、大坂冬の陣・夏の陣で徳川家康が豊臣を破り
江戸幕府の礎を、築くことになって行きます。
一方、家康の生まれた岡崎城は、1611年に本多康紀が城主となっていました。
日本全国に、城や城址が残っていますが
そのいずれもが、今や観光地や城址として残るのみで
もはや政治の中枢でも、戦いのための要塞でも何でもありません。
もはや、刀による力の支配は終わりを告げているのです。
刀による支配は、刀によって滅びます。
世界を支配するのは、刀ではないのです。
【今日の聖書】
そこで、
イエスは言われた。
「剣をさやに納めなさい。剣を取る者は皆、剣で滅びる。
マタイによる福音書 26章52節