今日のできごと


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2019/9/4(水)

 

弟子であることを隠していた

 アリマタヤ出身のヨセフは、大胆にも
 イエスの遺体を取り降ろしたいと、ピラトに願い出ています。
 総督をも恐れず、ユダヤ人をも恐れない勇敢な人だと感じられますが

 元々は、イエスの弟子でありながら、ユダヤ人たちを恐れて、
 そのことを隠していたのです。
 人を恐れていた結果、信仰を隠してしまっていたのです。

 信仰を隠したままであると、どうなるでしょうか?
 アリマタヤのヨセフの例で言えば、
 イエスの遺体を取り降ろしたくても、できなかったでしょう。

 信仰を隠したままでいると、いざという時
 信仰の行いが、できなくなってしまうのです。
 信仰を実行に移すためには、信仰を隠していてはだめなのです。

 アリマタヤのヨセフは、信仰を隠すことをやめたのです。
 そして、イエスの遺体を取り降ろしたいと、ピラトに願い出て
 それを実行し、そのことが聖書に記されて世界中の人に知られているのです。

 信仰は隠すものではなく、表すものなのです。

 【今日の聖書】
 その後、イエスの弟子でありながら、ユダヤ人たちを恐れて、
 そのことを隠していたアリマタヤ出身のヨセフが、
 イエスの遺体を取り降ろしたいと、ピラトに願い出た。
 ピラトが許したので、ヨセフは行って遺体を取り降ろした。
 ヨハネによる福音書 19章38節


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