今日のできごと


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2019/9/21(土)

 

思い煩う心から平和な心へ

 思い煩う時、私たちの心は不安でいっぱいになってしまいます。
 はたして、大丈夫だろうか?もし、〇〇だったらどうしよう?
 もし〇〇になってしまったら、どうしたらいいのだろう?

 けれども聖書には、「どんなことでも、思い煩うのはやめなさい。」と
 書いてあります。さらに「何事につけ、感謝を込めて祈りと願いをささげ、
 求めているものを神に打ち明けなさい。」と書かれています。

 どんなことでも、思い煩うのはやめなさい。
 何事につけ、感謝を込めて祈りと願いをささげ、
 求めているものを神に打ち明けなさい。
 そうすれば、あらゆる人知を超える神の平和が、
 あなたがたの心と考えとをキリスト・イエスによって守るでしょう。
 フィリピの信徒への手紙 4章6〜7節

 @思い煩いをやめる
 A感謝を込めて祈りと願いを献げる
 B求めているものを神に打ち明ける

 要約すれば「神に思い煩っている事柄について、祈って打ち明けなさい」
 ということになります。「打ち明ける」という言葉は
 「知らせる,伝える,教えてあげる」という意味の言葉です。

 「神に知らせなさい」ということなのです。
 神は私たちの思い煩いを、ご存知ないのでしょうか?
 そうではなく、すべて知っておられます。

 にもかかわらず、祈って「神に知らせなさい」ということは
 どういうことでしょうか?
 すでに知っているのに、わざわざ知らせる必要があるのでしょうか?

 祈った結果、何が起こると書いてあるでしょうか?
 「そうすれば、あらゆる人知を超える神の平和が、
  あなたがたの心と考えとをキリスト・イエスによって守るでしょう。」

 祈ることによって、神が私たちの心に変化を与えて下さるのです。
 「私たちの心と考え」が「神の平和」で守られるのです。
 祈ることによって、私たち自身の心と考えが変えられて守られるのです。

 祈ることによって、思い煩う不安な心が、神から来る平和で満たされます。
 祈りは私たちの心の内側を、変えます。神が変えて下さるのです。
 祈りという神への信頼の行為は、私たちの心を平安へと導いてくれるのです。

 【今日の聖書】
 どんなことでも、思い煩うのはやめなさい。
 何事につけ、感謝を込めて祈りと願いをささげ、
 求めているものを神に打ち明けなさい。
 そうすれば、あらゆる人知を超える神の平和が、
 あなたがたの心と考えとをキリスト・イエスによって守るでしょう。
 フィリピの信徒への手紙 4章6〜7節


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