今日のできごと


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2019/8/31(土)

 

救い主の到来という天からのしるし

 今日は久しぶりに晴天です。
 聖書の中にも、天候に関する記述があります。

1.イエス・キリストこそ時代のしるしだった

 ファリサイ派とサドカイ派の人々が、イエスのところにやって来て、
 イエスを試そうとして、「天からのしるしを見せてほしい」と願ったとき、
 イエスは、こう言われています。

 イエスはお答えになった。
 「あなたたちは、夕方には『夕焼けだから、晴れだ』と言い、
  朝には『朝焼けで雲が低いから、今日は嵐だ』と言う。
  このように空模様を見分けることは知っているのに、
  時代のしるしは見ることができないのか。
 マタイによる福音書 16章2〜3節

 天候のしるしは見分けられるのに、
 もっと重要な、時代のしるしは見分けることができないのか?
 というのです。

 ファリサイ派とサドカイ派の人々は、イエスに「しるしを見せてほしい」
 と言いましたが、今まさに、彼らの目の前にいたイエスこそが、
 全人類の救いが到来したことを示す、天からの大いなるしるしだったのです。

 「わたしこそが、天からのしるしそのものなのだ」ということを
 イエスは彼らに、伝えようとしておられたのです。

2.ヨナのように3日目に復活するというしるしも見せられた

 イエスは続けて言われています。

 よこしまで神に背いた時代の者たちはしるしを欲しがるが、
 ヨナのしるしのほかには、しるしは与えられない。」
 そして、イエスは彼らを後に残して立ち去られた。
 マタイによる福音書 16章4節

 預言者ヨナは、3日3晩魚の腹の中にいてその後吐き出されましたが
 そのヨナのしるしというのは、イエスが十字架の死の後、
 3日目に復活するということを、表すものだったのです。

 この言葉も、イエスこそがまさに天からのしるしだった事を説明しています。
 この時はまだ復活前ではありますが、彼らはしるしであるイエスをすでに
 目の前に直接見ていたのにもかかわらず、そのことがわからなかったのです。

3.ファリサイ派とサドカイ派の人々はしるしを理解できなかった

 彼らは、夕方には『夕焼けだから、晴れだ』と言い、
 朝には『朝焼けで雲が低いから、今日は嵐だ』と言って
 夕焼けや朝焼けというしるしによって、空模様を見分けることは知っていました。

 けれども、もっと大切で重要な、全人類の救い主の到来というしるしは、
 見分けられなかったのです。
 イエスが神から遣わされた救い主だということが、わからなかったのです。

 その時代は、救い主が到来したという
 全時代に大きな影響を及ぼす、時代の大転換点だったのです。
 その時代に生きた人々は、救い主を直接見ることができるという

 そういう時代に生きていたのです。今の私たちからみれば、すごい時代です。
 救い主イエスに直接お会いして、その言葉を直接聞き、イエスのなさる
 病気のいやしや、悪霊の追い出しや、不思議なみわざを、直接体験できたのです。

 にもかかわらず、それがわからなかったというのは
 非常にもったいないことだったと、思います。
 せっかく救い主に会えたのに、それがわからなかったのです。

むすび.わたしたちもこの時代のしるしを見逃さないようにしよう

 私たちもまた、イエスの再臨の近い終わりの時代に生きています。
 イエスがいつ来られるかわかりませんが、いつ来られても良いように
 目を覚まして、備えていましょう。

 終わりの時代のしるしに、敏感で居続けましょう。
 霊的に眠っていてはならないのです。

 【今日の聖書】
 だから、目を覚ましていなさい。
 いつの日、自分の主が帰って来られるのか、
 あなたがたには分からないからである。
 マタイによる福音書 24章42節


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