キツツキ
朝草取りをしていると、トントントンという音が聞こえてきました。
啄木鳥でした。灰色だったのでコゲラでしょう。
木の上で頭を前後しながら、叩き続けていました。
あれだけの激しい動きをして、固い木にくちばしを叩きつけて
よく体が傷つかないものだと思います。
叩き終わったら、平然と飛んで行ってしまいました。
木の上で傷つき血を流され、死なれたのは私たちの主イエス・キリストです。
私たちの罪を赦すために、十字架の上でその罪の裁きを受けて下さいました。
イエス・キリストは十字架で死なれましたが、足の骨は折られませんでした。
その日は準備の日で、翌日は特別の安息日であったので、
ユダヤ人たちは、安息日に遺体を十字架の上に残しておかないために、
足を折って取り降ろすように、ピラトに願い出た。
ヨハネによる福音書 19章31節
ユダヤ人たちは、十字架上のイエスの遺体を
「足を折って」取り降ろすように、ピラトに願い出ています。
そこで、兵士たちはイエスと一緒に十字架にかけられた犯罪人の足の骨を折ります。
そこで、兵士たちが来て、
イエスと一緒に十字架につけられた最初の男と、
もう一人の男との足を折った。
ヨハネによる福音書 19章32節
ところが、兵士たちがイエスのところに来てみると、
既に死んでおられたので、その足は折らなかったのです。
イエスのところに来てみると、既に死んでおられたので、
その足は折らなかった。
ヨハネによる福音書 19章33節
そのことが既にイザヤ書で、預言されていたのです。
傷ついた葦を折ることなく
暗くなってゆく灯心を消すことなく
裁きを導き出して、確かなものとする。
イザヤ書 42章3節
十字架にかけられて、血潮を流して死なれたイエス・キリストこそ
そして墓に葬られて、三日目によみがえられたイエス・キリストこそ
旧約聖書に預言されていた真のメシア、救い主だったのです。
【今日の聖書】
傷ついた葦を折ることなく
暗くなってゆく灯心を消すことなく
裁きを導き出して、確かなものとする。
暗くなることも、
傷つき果てることもない
この地に裁きを置くときまでは。
島々は彼の教えを待ち望む。
イザヤ書 42章3〜4節