今日のできごと


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2019/3/8(金)

 
ふきのとう

ほっといたらどうなる?

1.すべての人は罪人

 ミカンを放っておいたら、カビが生えます。
 牛乳を放っておいたら、徐々に固形化していきます。
 人間は放っておいたら、どうなるでしょうか?

 聖書には、すべての人が罪人であると記されています。

 人は皆、罪を犯して神の栄光を受けられなくなっていますが、
 ローマの信徒への手紙 3章23節

 罪人であるならば、放っておいたらどんどん罪を犯し続けていくことでしょう。
 放っておいたら、どんどん良くなるのではなくどんどん悪くなっていくのです。
 ノアの時代がそうでしたし、バベルの塔の時代もそうでした。

2.士師記の時代の悪のスパイラル

 士師記の時代も、悪のスパイラルに落ち込んでいます。

   @神から離れて悪を行う→
     A敵が攻め込み苦しめられる→
       B神に立ち返って神に助けを叫び求める→
         C神が遣わされた士師によって助けられる→
           Dしばらくは神に従って生きる→
             @に戻る

 士師記における悪のスパイラルは、
 苦しみに会って、神に立ち返りはしますが、
 罪を繰り返し続けますので、以前よりも悪くなる一方でした。

3.放っておいたら悪くなるばかりの罪人を放置していてはならない

 罪人である人間を、放っておいたら悪くなるばかりであることは、
 旧約聖書の中に記されている歴史を見れば、一目瞭然です。
 すべての人が罪人であることが、否定できない事実であることが

 聖書から、鮮明に浮かび上がってきます。
 ですから、人間は放っておいたらいけないのです。
 「そのままでいいんだよ」と言われますが、

 「悪いことを考えては悪を行う、自己中心な罪を犯し続ける自分」
 のままでいいわけではないのです。
 罪人のままで、イエス・キリストのもとにいき、赦されるのは確かです。

 けれども一旦イエス・キリストを信じて、罪を赦されたなら
 「悪いことを考えては悪を行う、自己中心な罪を犯し続ける自分」から
 「神のみこころを考えては、神のみこころを行う神と人を愛する自分」に

 変えられていく必要があります。
 救われても、そのまま放っておいたらそうはならないでしょう。
 そこに助けが必要になってきます。聖霊の助けです。

むすび.聖霊が助けて下さる

 助け主聖霊は、罪人の私たちを助けて下さり
 罪の中を歩むのではなく、神のみこころを歩めるように助けて下さいます。
 祈り求めるなら、必ず助けがいただけるのです。

 【今日の聖書】
 わたしたちは、
 霊の導きに従って生きているなら、
 霊の導きに従ってまた前進しましょう。
 ガラテヤの信徒への手紙 5章25節


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