地域牧師の早天祈祷会
今朝は、地域牧師の早天祈祷会が開かれました。
聖書箇所は、コロサイ人への手紙3章1〜17節でした。
メッセージから、次のようなことを教えられました。
私達は、責めるべきことがあっても、赦し合いなさいと
命じられています。
あなたがたは神に選ばれ、聖なる者とされ、愛されているのですから、
憐れみの心、慈愛、謙遜、柔和、寛容を身に着けなさい。
互いに忍び合い、責めるべきことがあっても、赦し合いなさい。
主があなたがたを赦してくださったように、
あなたがたも同じようにしなさい。
コロサイの信徒への手紙 3章12〜13節
けれども、何か被害を受けても
「何も言わずにいなさい」というのではありません。
言うべきことは、きちんと伝えなければなりません。
言うべきことを言わずにいると、物事はうまく進んでいきません。
いけないことはいけないと、きちんと言わなければなりませんし、
やめてもらいたいことも、やめてほしいと言わなければなりません。
問題は、そこで感情的になってしまわないようにすることですが
その感情をコントロールするのが、難しいのです。
どうしても感情も一緒についてきてしまうのです。
感情的にならないで、言うべきことをはっきりと言うこと
これが私たちに求められています。怒りの感情で人を責める思いで語ると、
それは人の気持ちを傷つけ、見えない「暴力」となってしまいます。
ある保育園でみんなが怒って叫んでいたその時、
ひとりの子が言ったそうです。
「そんなに怒らなくてもいいじゃない」
その子はほかのみんなが怒っている時に、
怒ることなく、はっきりと怒り過ぎている子たちを、
諫めてくれたそうです。幼児でもできるのです。
言うべきことをきちんと言える関係であれば、
物事はうまく進んでいきます。
感情を超えた力、それは神から来ます。
今日も神の力を充分にただいて、
感情と欲望をコントロールしていきたいと
そう願っています。
「すべてを主イエスの名によって行い、
イエスによって、父である神に感謝しなさい。」
このような行動をいつも取っているものでありたいと願います。
【今日の聖書】
3:12 あなたがたは神に選ばれ、
聖なる者とされ、愛されているのですから、
憐れみの心、慈愛、謙遜、柔和、
寛容を身に着けなさい。
3:13 互いに忍び合い、
責めるべきことがあっても、赦し合いなさい。
主があなたがたを赦してくださったように、
あなたがたも同じようにしなさい。
3:14 これらすべてに加えて、
愛を身に着けなさい。
愛は、すべてを完成させるきずなです。
3:15 また、
キリストの平和があなたがたの心を支配するようにしなさい。
この平和にあずからせるために、
あなたがたは招かれて一つの体とされたのです。
いつも感謝していなさい。
3:16 キリストの言葉があなたがたの内に
豊かに宿るようにしなさい。
知恵を尽くして互いに教え、諭し合い、
詩編と賛歌と霊的な歌により、
感謝して心から神をほめたたえなさい。
3:17 そして、何を話すにせよ、行うにせよ、
すべてを主イエスの名によって行い、
イエスによって、父である神に感謝しなさい。
コロサイの信徒への手紙 3章12〜17節