今日のできごと


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2019/3/6(水)

 
梅の花

一旦食べてしまったら...

 神は人に対して、
 「善悪の知識の木からは、決して食べてはならない」と命じられました。

 主なる神は人に命じて言われた。
 「園のすべての木から取って食べなさい。
  ただし、善悪の知識の木からは、決して食べてはならない。
  食べると必ず死んでしまう。」
 創世記 2章16〜17節

 しかしアダムとエバは、神に食べてはいけないと言われていた木の実を
 食べてしまうのです。

 女が見ると、その木はいかにもおいしそうで、目を引き付け、
 賢くなるように唆していた。
 女は実を取って食べ、一緒にいた男にも渡したので、彼も食べた。
 創世記 3章6節

 神の約束を破ってしまったら、その時点で罪になります。
 アダムとエバは、この時点で神に対して罪を犯してしまったのです。
 「罪を犯す」ということは、取り返しがつかないことです。

 一旦食べてしまったら、食べなかったことにはできないのです。
 一旦食べてしまった物を吐き出したとしても、食べなかったことにはできません。
 吐き出しても「食べた」という事実は、消えないのです。

 もしアダムとエバが、食べたものをその後吐き出したとしたとしても、
 罪を犯したことは、消えないのです。
 盗んだものを、返した所で罪が消えないのと同じです。

 一旦罪を犯してしまったら、犯さなかったことにはできないのです。
 自分では、もはやどうすることもできないのです。
 イエス・キリストの十字架による赦しが、どうしても必要なのです。

 【今日の聖書】
 自分の罪を公に言い表すなら、
 神は真実で正しい方ですから、
 罪を赦し、
 あらゆる不義からわたしたちを清めてくださいます。
 ヨハネの手紙一 1章9節


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