牧会探検隊
今日は島根県地域の牧師の勉強会である
「牧会探検隊」が開かれました。
今日のメッセージ箇所とタイトルは、以下の通りです。
聖書箇所1 ヨハネによる福音書3章1〜10節
聖書箇所2 創世記2章7節
タイトル「新しく生まれた者−霊的生活をしよう−」
みんなで説教学演習のように、説教批評をし感想を述べ合いました。
説教の内容に関して、以下のような指摘があがっていました。
「霊的に生きることを語る場合、霊=善、肉=悪という二元論に
陥らないように気を付ける必要があるだろう。」
「ただ単に論理的に語るだけでなく、聞いている人の頭の中に、
具体的なイメージが浮かぶようにすると良いだろう」
「メインの聖書箇所が2か所だったが1つで良い」
「導入はいきなりホセア書ではなく、身近な話題から入る方が良いだろう」
「『神の恵み』が中間で語られていたが、『神の恵み』から入り、
そのために何が私たちに必要なのかという構造にすると良い」
「御言葉の適用を語る際、自分自身の体験談を語るとわかりやすい」
「特に自分自身の失敗談が良い例になる」
他にも神学的面からの指摘なども上がり、
もちろん良かった点も、多々挙げられていましたが、
聞いている牧師たちにとっても、良い研鑽の時となりました。
午後の交わりの時は、各教会の近況報告と情報交換の時でしたが、
「ノン・バイオレント・コミュニケーション」と、
「ペップトーク」の話題が、興味深かったです。
また、マザーテレサの下記の言葉から、
常に肯定的に感謝する言葉を、語り続けていることの
重要性を教えて頂きました。
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
食事を共にし、地域の教会の牧師先生たちと交わることは
とても勉強になり、励まされる時となります。
先週の教職研修会に引き続き、良い研鑽の時となりました。
【今日の聖書】
イエスはお答えになった。
「はっきり言っておく。
だれでも水と霊とによって生まれなければ、
神の国に入ることはできない。
肉から生まれたものは肉である。
霊から生まれたものは霊である。
『あなたがたは新たに生まれねばならない』と
あなたに言ったことに、驚いてはならない。
風は思いのままに吹く。
あなたはその音を聞いても、それがどこから来て、
どこへ行くかを知らない。
霊から生まれた者も皆そのとおりである。」
ヨハネによる福音書 3章5〜8節