今日のできごと


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2019/3/26(火)

 
ヒメオドリコソウ

終わりの時の状況

 テモテへの手紙二には、この世の終わりの時代に
 どのような状況になるかが、記されています。

 そのとき、人々は自分自身を愛し、金銭を愛し、ほらを吹き、
 高慢になり、神をあざけり、両親に従わず、恩を知らず、神を畏れなくなります。
 また、情けを知らず、和解せず、中傷し、節度がなく、残忍になり、
 善を好まず、人を裏切り、軽率になり、思い上がり、神よりも快楽を愛し、
 信心を装いながら、その実、信心の力を否定するようになります。
 こういう人々を避けなさい。
 テモテへの手紙二 3章2〜5節

終わりの時の状況

No. 新共同訳 口語訳
1 自分自身を愛する 自分を愛する者
2 金銭を愛する 金を愛する者
3 ほらをふく 大言壮語する者
4 高慢になる 高慢な者
5 神をあざける 神をそしる者
6 両親に従わない 親に逆らう者
7 恩知らずになる 恩を知らぬ者
8 神を畏れない 神聖を汚す者
9 情けを知らなくなる 無情な者
10 和解しない 融和しない者
11 中傷する そしる者
12 節度がない 無節制な者
13 残忍になる 粗暴な者
14 善を好まない 善を好まない者
15 人を裏切る 裏切り者
16 軽率になる 乱暴者
17 思い上がる 高言をする者
18 神よりも快楽を愛する 神よりも快楽を愛する者
19 信心を装いながらその実、
信心の力を否定するようになる
信心深い様子をしながら
その実を捨てる者

 一言で言えば、「神を畏れない」ということになるでしょう。

 神を畏れないので、神の権威を認めず、
 自分の上にある、親の権威をはじめとして各種の権威も疎んじて、
 自己中心になり、思い上がって傲慢になるという図式です。

 神を畏れないので神を愛さず、逆に神をあざけり神聖を汚し、
 神に愛されている隣人を愛さずに、逆に無情になり和解せず中傷し、
 お金と快楽だけを愛するという、極めて自己中心的な人々が増えるのです。

 それが社会全体、さらには教会内部にも及ぶということです。
 教会の中で、信仰をもっているようなふりをしてその実、自己中心になって
 信仰を否定しにかかるという、偽物の信仰者が現れるということです。

 そのような、神を畏れず信仰を否定する人々の集まりは、
 それはもはや、キリストの体である教会ではあり得ません。
 教会の逆ということになります。教会を内部から破壊してしまうのです。

 ですからパウロは、そのような人々を避けなさいと命じているのです。
 教会は、いついかなる時でも神を畏れて進んで行くのです。
 神の権威を畏れない自己中心が、入り込まないように気を付けていくのです。

 畑の雑草をそのままにしておくと、畑は雑草に占領されてしまい
 もはや畑とは呼べなくなってしまいます。
 それと同じなのです。

 【今日の聖書】
 信心を装いながら、その実、
 信心の力を否定するようになります。
 こういう人々を避けなさい。
 テモテへの手紙二 3章5節


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