ヨシャファト王の時代、モアブ人とアンモン人が、
　メウニム人の一部と共に、戦いを挑んできました。

　その後、モアブ人とアンモン人が、
　メウニム人の一部と共にヨシャファトに戦いを挑んだ。
　歴代志下　２０章１節

　ヨシャファト王は恐れましたが、主を求めることを決意し
　ユダのすべての人々に断食を呼びかけるのです。

　ヨシャファトは恐れ、主を求めることを決意し、
　ユダのすべての人々に断食を呼びかけた。
　ユダの人々は主を求めて集まった。
　ユダのすべての町から人々が主を求めて集まって来た。
　歴代志下　２０章３〜４節

　そしてヨシャファト王は、神に祈ります。

　わたしたちの神よ、彼らをお裁きにならないのですか。
　わたしたちには、攻めて来るこの大軍を迎え撃つ力はなく、
　何をなすべきか分からず、ただあなたを仰ぐことしかできません。」
　歴代志下　２０章１２節

　「わたしたちには、攻めて来るこの大軍を迎え撃つ力はなく、
　　何をなすべきか分からず、ただあなたを仰ぐことしかできません。」と
　自分にはできません、神に助けて頂くほかありませんと祈ったのです。


　すると、どうなったでしょうか？

　その会衆の中で、アサフの子孫のレビ人ヤハジエルに主の霊が臨んだ。
　ヤハジエルの父はゼカルヤ、祖父はベナヤ、更にエイエル、
　マタンヤとさかのぼる。
　歴代志下　２０章１４節

　アサフの子孫のレビ人ヤハジエルに主の霊が臨み、
　彼は預言して語ったのです。

　彼は言った。
　「すべてのユダよ、エルサレムの住民とヨシャファト王よ、よく聞け。
　　主はあなたたちにこう言われる。
　　『この大軍を前にしても恐れるな。おじけるな。
　　　これはあなたたちの戦いではなく、神の戦いである。
　歴代志下　２０章１５節

　『この大軍を前にしても恐れるな。おじけるな。
　　これはあなたたちの戦いではなく、神の戦いである。』
　と神からの力強い励ましの預言メッセージを、語るのです。

　そのときあなたたちが戦う必要はない。
　堅く立って、主があなたたちを救うのを見よ。
　ユダとエルサレムの人々よ、恐れるな。おじけるな。
　明日敵に向かって出て行け。主が共にいる。』」
　歴代志下　２０章１７節

　預言は続きます。
　『そのときあなたたちが戦う必要はない。』というのです。
　『堅く立って、主があなたたちを救うのを見よ。』と続きます。

　そして『恐れるな。おじけるな。明日敵に向かって出て行け。主が共にいる。』
　と続くのです。


　その後礼拝と賛美の後、次の日の朝を迎えます。
　ヨシャファト王は、民にこう語るのです。

　翌朝早く、彼らはテコアの荒れ野に向かって出て行った。
　出て行くとき、ヨシャファトは立って言った。
　「ユダとエルサレムの住民よ、聞け。
　　あなたたちの神、主に信頼せよ。
　　そうすればあなたたちは確かに生かされる。
　　またその預言者に信頼せよ。
　　そうすれば勝利を得ることができる。」
　歴代志下　２０章２０節

　「あなたたちの神、主に信頼せよ。
　　そうすれば勝利を得ることができる。」と語ったのです。
　そして軍隊の先頭に、賛美する者たちを進ませたのです。

　彼は民と協議したうえで、主に向かって歌をうたい、
　主の聖なる輝きをたたえる者たちを任命し、
　彼らに軍隊の先頭を進ませ、こう言わせた。
　「主に感謝せよ、その慈しみはとこしえに。」
　歴代志下　２０章２１節

　どうなったでしょうか？

　彼らが喜びと賛美の歌をうたい始めると、
　主はユダに攻め込んできたアンモン人、モアブ人、
　セイルの山の人々に伏兵を向けられたので、彼らは敗れた。
　歴代志下　２０章２２節

　ユダに攻め込んできた人々は敗れ、ヨシャファト王たちが勝利をおさめるのです。
　ユダの民はただ賛美しただけで、実際には戦っていないのです。
　主に向かって賛美を始めると、勝利がやってきたのです。


　危機的状況の時、主に向かって賛美の歌を声高らかに歌いましょう！
　賛美は恐れから私たちを解放し、主の力を招きます。
　共にいて助けて下さる主に向かって、心からの賛美をささげましょう！

　どんなときでも、必ず勝利が与えられるでしょう。

　【今日の聖書】
　彼は民と協議したうえで、主に向かって歌をうたい、
　主の聖なる輝きをたたえる者たちを任命し、
　彼らに軍隊の先頭を進ませ、こう言わせた。
　「主に感謝せよ、その慈しみはとこしえに。」
　彼らが喜びと賛美の歌をうたい始めると、
　主はユダに攻め込んできたアンモン人、モアブ人、
　セイルの山の人々に伏兵を向けられたので、彼らは敗れた。
　歴代志下　２０章２１〜２２節