かやかす
先日「
蕗味噌」の作り方を、教えて頂きました。
@「まず2〜3時間、蕗を水にかやかして、煮たてて、ぎゅっと絞る」
A「蕗を刻んで、味噌と砂糖とみりんで炒める」ということでした。
普通Aだけでやってしまうのですが、
これだと蕗が、茶色く変色してしまうので、
@のひと手間をかけると、緑のままでできるのだそうです。
説明に「かやかす」と言う言葉が出てきましたが、初めはわかりませんでした。
後で言い変えて下さってわかりましたが、出雲弁で「浸す」という意味でした。
「水にかやかす」とは「水に浸す」という意味でした。
「浸す」と言えば、聖書では重要な言葉として出てきます。
「浸す」はギリシア語でいうと、
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バプティゾウ です。 |
@浸す(漬ける、浸ける)、バプテスマする
A《宗教行為として》 浸礼する,洗礼する
B《比喩的に》[受動]どっぷり浸けられるのと同じ受動的体験をする
(c) 織田昭 電子版「新約聖書ギリシャ語小辞典」改訂第4版参照(抜粋)
イエスは昇天される前に、弟子たちにこう言われました。
「あなたがたは聖霊のバプテスマを受けるからです。」
神の霊である「聖霊に浸される」と言われたのです。
それは、信じるすべての人に約束された言葉だったのです。
『神は言われる。終わりの時に、わたしの霊をすべての人に注ぐ。
すると、あなたたちの息子と娘は預言し、
若者は幻を見、老人は夢を見る。
使徒言行録 2章17節
「わたしの霊をすべての人に注ぐ。」と言われています。
限定されておらず、すべての人なのです。
ですから今の私たちも、求めれば聖霊のバプテスマを受けられます。
聖霊のバプテスマを受けて、いつも聖霊に満たされて
聖霊によって歩む人生を、生きていきましょう。
聖霊によって歩む時、肉の欲を抑制して歩むことができます。
わたしが言いたいのは、こういうことです。
霊の導きに従って歩みなさい。
そうすれば、決して肉の欲望を満足させるようなことはありません。
ガラテヤの信徒への手紙 5章16節
逆に、愛の実を結びつつ喜びと平安の中を歩むことができます。
【今日の聖書】
ヨハネは水で洗礼を授けたが、
あなたがたは間もなく聖霊による洗礼を授けられるからである。」
使徒言行録 1章5節