予想だにしなかった不思議な体験
使徒言行録2章1〜4節によると、
ペンテコステの日に聖霊が降ったことがわかります。
その日、突然、激しい風が吹いて来るような音が天から聞こえ、
祈りをしていた人々が座っていた家中に響きわたり、
炎のような舌が分かれ分かれに現れて、一人一人の上にとどまり
一同は聖霊に満たされて、ほかの国々の言葉で話しだした、とあります。
五旬祭の日が来て、一同が一つになって集まっていると、
突然、激しい風が吹いて来るような音が天から聞こえ、
彼らが座っていた家中に響いた。
そして、炎のような舌が分かれ分かれに現れ、
一人一人の上にとどまった。
すると、一同は聖霊に満たされ、
“霊”が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話しだした。
使徒言行録 2章1〜4節
弟子たちは、イエス・キリストと行動を共にしていました。
イエスの母マリアに至っては、その降誕から、十字架、復活、昇天に至るまでの
一連の出来事をよく知っていたわけです。
けれどもイエスがおられた時には、このようなことは1度も起きませんでした。
イエスが共におられた時は、起こらなかったことが、
このペンテコステの日に、突然起きたのです。
今まで体験したこともなければ、見たこともない出来事を
祈っている時に、突然体験したのです。
「聖霊が語らせるままにほかの国々の言葉で話しだす」という
そんな体験をするとは、夢にも思っていなかったことでしょう。
「聖霊が降るのを待っていなさい」とは言われていましたが
「聖霊が降ると突然、激しい風が吹いて来るような音が天から聞こえ...」
などと具体的には、説明されていませんでした。
予想だにしなかったことが、突然起こってそれを体験したのです。
そして、そこから聖霊に導かれた働きが始まって行ったのです。
私たちも同じです。
「たぶんこうなるだろう」と予想しながら祈っていますが
全く違う場合があるのです。
「うわっ!すっげぇ〜!なにこれ?なにこれ?なんじゃこりゃ」というような、
予想だにしなかった、神からの答えが、
突然、神から与えられることもあるのです。
それが、今日であるかもしれません。
そういう体験をすると、どうなるでしょうか?
信仰が励まされるのです。
神への祈りは必ず答えられるという確信が、強められます。
確信が強められ、信仰の革新が起こるのです。
決断の核心が、ますます信仰に基づくようになるのです。
予想だにしなかった不思議な体験を、
これからも神に祈り続けて、させて頂きたいと願っています。
今日それが、起きるかもしれないのです。
主を待ち望みましょう!
【今日の聖書】
信仰とは、望んでいる事柄を確信し、
見えない事実を確認することです。
ヘブライ人への手紙 11章1節