聖書って何ですか?
ある中学生から、道でこう尋ねられたことがあります。
「聖書って何ですか?」
不意打ちでした。
よくある質問のパターンは、
「聖書のここの意味はどういうことですか?」というのが多いと思います。
「なぜ聖書にはこういうことが書いてあるんですか?」というのもあるでしょう。
しかし、そもそも「聖書って何ですか?」というのは
今まで聞かれたことが、なかったように思います。
皆さんだったら、どう答えるでしょうか?
一言で言うと、
「イエス・キリストのことが書いてある本ですよ」
というのが簡潔でしょうか?
そうすると、この場合さらに
「イエス・キリストってだれですか?」
と質問は続くでしょう。
その答えは、
「イエス・キリストは、あなたの救い主ですよ。」
となるでしょう。
そうすると、さらに
「なぜイエス・キリストが、わたしの救い主なんですか?」
と質問は続くでしょう。
「イエス・キリストは、あなたの罪を赦すために
あなたの身代わりに、十字架でその刑罰を受けて死んで下さり、
あなたの罪を赦してくださったのですよ」となります。
さらに問いかけは、続くでしょう。
「じゃあどうしたら、私の罪は赦されるのですか?」
「イエス・キリストの十字架が私のためだったと信じることですよ」
「あなたも罪を、ゆるしてほしいですか?」
「あなたが、自分で信じるかどうかにかかっていますよ」
「イエス・キリストを信じますか?」
全世界の人に、神が問いかけられていることは
実はこれなのです。
神からの愛の贈り物であるイエスを受け入れて、
永遠の命を得て欲しいと、神は切に願っておられるのです。
【今日の聖書】
最も大切なこととしてわたしがあなたがたに伝えたのは、
わたしも受けたものです。
すなわち、キリストが、聖書に書いてあるとおり
わたしたちの罪のために死んだこと、葬られたこと、
また、聖書に書いてあるとおり三日目に復活したこと、
ケファに現れ、その後十二人に現れたことです。
コリントの信徒への手紙一 15章3〜5節