あなたがたに対してあふれるほど抱いている愛
パウロはコリントの教会に対して手紙を書きましたが、
その中で厳しいことも記していました。
そのことによって、コリントの教会の該当する人は悲しんだのです。
しかし、パウロがそのように人を悲しませるほど厳しいことを
記したのは、彼らを嫌悪していたからではなく、
逆に、愛していたからでした。
その愛も、あふれるほど抱いている愛という表現で表しています。
パウロの宣教は、その愛を土台とした宣教だったのです。
何事も愛を土台としていることが、とても大切です。
愛するときにただ単に笑顔で挨拶するだけでなく
厳しい指摘も、なければならないのです。
パウロはそれを、涙ながらにしていたのです。
【今日の聖書】
わたしは、悩みと愁いに満ちた心で、
涙ながらに手紙を書きました。
あなたがたを悲しませるためではなく、
わたしがあなたがたに対してあふれるほど抱いている
愛を知ってもらうためでした。
コリントの信徒への手紙二 2章4節