舟つきの松
以前この地には、「舟つきの松」という松が立っていたそうです。
松平不昧公の妻が、仙台の伊達家から持参した盆栽を
不昧公が、家老の柳多四郎兵衛に育成を命じた松だそうです。
樹齢約300年、高さ6.7メートル、幹回り3.6メートル、
枝の広がりは180平方メートルで、松江市天然記念物だったそうですが、
今は、跡形もありません。
往時の松の姿
地下水位の上昇や集中豪雨が原因で、根腐れを起こしたのが
衰えのきっかけだったようです。
300年もの間、そこにあった古木も
時が来て、枯れてしまいました。
人間の寿命よりもはるかに長くそこに根付いていたわけですが、
それでも、永遠ではなかったのです。
永遠に残るのは、神の言葉です。
【今日の聖書】
草は枯れ、花はしぼむが
わたしたちの神の言葉はとこしえに立つ。
イザヤ書 40章8節