今日のできごと


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2018/2/10(土)



炭火焼の魚の朝食

 イエスは復活後、弟子たちのために料理を作られました。
 湖の岸辺で、魚を炭火焼にしています。
 パンもそこにありました。

 さて、陸に上がってみると、炭火がおこしてあった。
 その上に魚がのせてあり、パンもあった。
 ヨハネによる福音書 21章9節

 パンと魚の朝食でした。その頃にはもう朝日も昇っていたことでしょう。
 明るい朝の陽射しの中で、湖面は太陽の光をまぶしく反射し、
 きらきらと輝き、自分たちのいる岸辺にはイエスがおられる。

 イエスの復活の事実を目の当たりにして、
 おそらく、弟子たちにとって生涯忘れることのできない
 食事になったのではないでしょうか。

 最後の晩餐以来の、イエスと共にする食事だったのです。
 それまでの食事とはまた違った思いを、それぞれの弟子たちが
 抱いていたことと思います。

 ゲッセマネでイエスを置いて逃げてしまったこと、
 ペトロに至っては、3度もイエスを知らないと言ってしまったこと
 「イエスが復活した!」と女たちから聞いても、信じられなかったこと、

 イエスは、自分たちの弱さと罪深さを全部何もかも知っておられた上で
 共に食事をしてくださっている、だから、もうそこでは、
 それ以上何も言うことは、できなかったのではないでしょうか?

 弟子たちだけでなく私たちも、そのままのありのままの姿で
 イエスに愛され、その罪をすべてご存知の上で赦し、
 聖霊を注いで、ご自身の御用のために用いて下さるのです。

 【今日の聖書】
 イエスは、「さあ、来て、朝の食事をしなさい」と言われた。
 弟子たちはだれも、「あなたはどなたですか」と
 問いただそうとはしなかった。
 主であることを知っていたからである。
 ヨハネによる福音書 21章12節


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