来待と勿来
山陰本線の松江駅で、西に向かって下り方面の列車に乗ると、
乃木駅、玉造温泉駅、来待駅と続きます。
来待は「きまち」と読みます。来待は「来待石」で有名です。
常磐線のいわき駅で、西に向かって上り方面の列車に乗ると、
内郷駅、湯本駅、泉駅、植田駅、勿来駅と続きます。
勿来は「なこそ」と読みます。「来るな」という意味でかつて関所がありました。
上記の2つの鉄道は、かつての城下町から温泉町へと続くところが似ています。
違うのは、山陰本線では温泉に続いて「来待」に続くのですが
常磐線では、温泉に続いて「勿来」に続いているところです。
一方は「来るのを待つ」で、他方は「来るなかれ」です。
全く対極にある言葉です。
イエス・キリストは、やがてこの世界にやって来られます。
見よ、わたしはすぐに来る。
わたしは、報いを携えて来て、
それぞれの行いに応じて報いる。
ヨハネの黙示録 22章12節
イエス・キリストが来るのを、喜んで待望んでいたいとそう願います。
来ないでください「来るなかれ」ではなく、「来てください」という思いで
日々過ごしていきましょう。
【今日の聖書】
以上すべてを証しする方が、言われる。
「然り、わたしはすぐに来る。」
アーメン、主イエスよ、来てください。
ヨハネの黙示録 22章20節