一軒おきに壊された雑賀町
戦時中の空襲に備えて、住宅密集地域だった雑賀町は
火災の拡大を抑えるために、家を一軒おきに壊したと言います。
建っていた家の半数が、自分たちの手によって破壊されてしまったということです。
ですからその当時は、家、空地、家、空地、家、空地、...
という具合になってしまったということです。
そのため、戦前からの家屋の間に、戦後新たに家屋が建てられたようです。
壊される家に住んでいた人たちは、転居を余儀なくされたそうです。
壊されずに残る家の人たちは、そのまま住み続けられたのに
壊される家の人たちは、他の地域に転居したりしたそうです。
キリストが再臨される時も、同様です。
たとえ二人で共にいたとしても、信じる者はキリストの元に連れて行かれ
もうひとりは、地上に残されてしまうのです。
同じ場所に、隣どおしで立っていたとしても
一人は連れて行かれ、もう一人は残されるのです。
その時になってあわてないように、今しっかりと信じることが必要です。
【今日の聖書】
そのとき、畑に二人の男がいれば、
一人は連れて行かれ、もう一人は残される。
二人の女が臼をひいていれば、
一人は連れて行かれ、もう一人は残される。
だから、目を覚ましていなさい。
いつの日、自分の主が帰って来られるのか、
あなたがたには分からないからである。
マタイによる福音書 24章40〜42節