肉と霊のあらゆる汚れから自分を清め
毎日何を食べるか、何を食べないか、私たちは選択しています。
からだに悪いものは食べずに、からだに良い物を食べようとします。
極端な話、ご飯はたべても、石や泥は食べません。
同じように、何をするか、何をしないかも、
私たちは、毎日選択しています。
そして何を考えるかも、選択しています。
食べ物と違うのは、悪いものを食べたらすぐに身体に反応が出ますが
悪いことを考えたとしても、からだに反応が出ないことです。
食べ物のように腹痛を起こしたり、発熱したりしないのです。
悪いことを考えたとしても、普通に生活できてしまうのです。
食事の場合は、食べられない毒物を食べたら、下痢などの反応がでるので
二度と食べないようにしますが、
神の御心に反するような悪事を考えても、
食事と違って何らの反応がないので、もう二度と絶対にしない
という具合にはいかないのです。
ですから意識的に、罪からくる考えは
捨てて行くようにしなければならないのです。
この選択が、一瞬一瞬問われています。
私たちは、肉と霊のあらゆる汚れから自分を清めるように努め、
神を畏れ、完全に聖なる者となることを目指して生きていくのです。
聖霊の助けによって、それができるのです。
【今日の聖書】
愛する人たち、
わたしたちは、このような約束を受けているのですから、
肉と霊のあらゆる汚れから自分を清め、
神を畏れ、完全に聖なる者となりましょう。
コリントの信徒への手紙二 7章1節