今日のできごと


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2018/9/19(水)



行き詰まらず失望せず見捨てられず滅ぼされない

 パウロはこう語っています。

 わたしたちは、
 四方から苦しめられても行き詰まらず、
 途方に暮れても失望せず、
 虐げられても見捨てられず、
 打ち倒されても滅ぼされない。
 コリントの信徒への手紙二 4章8〜9節

 なぜでしょうか?

 わたしたちは、いつもイエスの死を体にまとっています、
 イエスの命がこの体に現れるために。
 わたしたちは生きている間、絶えずイエスのために死にさらされています、
 死ぬはずのこの身にイエスの命が現れるために。
 コリントの信徒への手紙二 4章10〜11節

 イエス・キリストは、十字架で血潮を流して死んでくださいました。
 けれども3日目に、死人の中からよみがえられました。
 十字架の死の後には、永遠の命への復活が続くのです。

 四方から苦しめられ、途方に暮れて、
 虐げられて、打ち倒されることは、
 たとえ死んでいなくても殺されたようなもので、死んだ状態です。

 けれどもイエス・キリストの十字架の死が、死で終わらず
 復活の命へと続いたように、たとえ殺されて死んだような状態に陥っても
 イエス・キリストのように、そこにイエスの命が現わされ生き返るのです。

 もうだめだ、自分は終わりだ!という状況下は、
 それはちょうど、イエスの十字架の死の状態と同じです。
 しかしイエスの十字架の死の後には、復活が待っているのです。

 もうだめだ、自分は終わりだ!で終わらないのです。
 その後のイエスによる逆転劇が、必ずあるのです。
 終わりだったはずが、終わらない、逆に以前よりも断然良くなっている!

 そういうイエスによる逆転劇があるからこそ、
 四方から苦しめられても行き詰まらず、
 途方に暮れても失望せず、

 虐げられても見捨てられず、
 打ち倒されても滅ぼされないのです。
 イエス・キリストを信じている以上、絶対に大丈夫なのです。

 キリストは、私たちのために十字架で血潮を流されたのです。
 聖書の中には、「もうだめだ!」という状況の中からの逆転劇が
 あふれています。

 【今日の聖書】
 わたしたちは、四方から苦しめられても行き詰まらず、
 途方に暮れても失望せず、虐げられても見捨てられず、
 打ち倒されても滅ぼされない。
 コリントの信徒への手紙二 4章8〜9節


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