今日のできごと


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2018/9/16(日)



神の定められた優先順位

 さて、彼らはアジア州で御言葉を語ることを聖霊から禁じられたので、
 フリギア・ガラテヤ地方を通って行った。
 使徒言行録 16章6節

 パウロたちは、アジア州で御言葉を語ることを禁じられました。
 福音を宣べ伝えるなら、どこでもいいではないか!
 と私たちは考えますが、神はこの時優先順位を持っておられました。

 優先順位は、アジアではなくマケドニアだったのです。
 決してアジア州の人々が、マケドニアの人々よりも劣っている
 というわけではなかったのですが、神の順番があったのです。

 私たちが主の働きをする時にも、優先順位があります。
 神が一番初めに願っておられることは、何でしょうか?
 家族を愛することです。

 自分の親族、特に家族の世話をしない者がいれば、
 その者は信仰を捨てたことになり、
 信者でない人にも劣っています。
 テモテへの手紙一 5章8節

 教会の奉仕も大切ですが、世話をするべき家族を放っておいて、
 教会の働きに勤しむことは、これは決して
 神に喜ばれることではありません。

 日本で素晴らしい働きをした宣教師たちの話を伺う時に
 「もっと家族を大事にすべきだった」という声を聞くことがあります。
 家族を顧みず伝道に励んだ結果、どうなったのでしょうか?

 各地に教会はできたのですが、自分自身の家庭が
 本来あるべき姿では、なくなってしまったようです。
 その結果「もっと家族を大事にすべきだった」と反省されていたのです。

 神はパウロたちに、アジア州で御言葉を語ることを禁じられました。
 それが自分には良いことのように見えても、神が禁じられることがあります。
 人にとっては青信号に思えても、神にとっては赤信号ストップなのです。

 それを無視して、自分の思いで突っ走るとどうなるでしょう?
 事故になるのです。取り返しがつかなくなる場合もあるのです。
 神のストップをいち早く悟り、神のGOサインで進みましょう。

 【今日の聖書】
 さて、彼らはアジア州で御言葉を語ることを
 聖霊から禁じられたので、
 フリギア・ガラテヤ地方を通って行った。
 使徒言行録 16章6節


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