もし愛がなければ...
熱心な祈りは、良いことです。
そして異言を語ることも、素晴らしいことです。
異言には、「人々の異言」と「天使たちの異言」の2種類あると記されています。
たとえ、人々の異言、天使たちの異言を語ろうとも、
コリントの信徒への手紙一 13章1節(前半)
どちらの異言を語るにしても、それは良いことです。
けれども、祈りにしろ異言にしろ、その動機が愛でないなら
本来素晴らしいものであるにもかかわらず、途端に虚しいものとなってしまいます。
愛がなければ、どんなに素晴らしく見える行いも
実は、無に等しいのです。
愛を動機とするからこそ、祈りも異言も受け入れられるのです。
愛の逆の動機で、祈るなら、異言を語っているなら
それは、無に等しいのです。
大事なのは、その動機が愛であるかどうかなのです。
【今日の聖書】
たとえ、人々の異言、
天使たちの異言を語ろうとも、
愛がなければ、わたしは騒がしいどら、
やかましいシンバル。
コリントの信徒への手紙一 13章1節