今日のできごと


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2018/8/1(水)



中学校学習指導要領一部改訂

 昨年の中学校学習指導要領一部改訂の基本方針は、下記のようなものです。
 「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善を推進することが
 求められる。(Active Learning の視点に立った授業改善)

 キーワードの一つは、主体的です。
 信仰も同じです。受け身ではありません。
 主体的に信じるのです。

 盲人がイエスの所に連れて来られた時、
 イエスは、すぐに癒されませんでした。
 尋ねているのです。

 イエスは立ち止まって、
 盲人をそばに連れて来るように命じられた。
 彼が近づくと、イエスはお尋ねになった。
 「何をしてほしいのか。」
 盲人は、「主よ、目が見えるようになりたいのです」と言った。
 ルカによる福音書 18章40〜41節

 わざわざ聞かなくたって、わかりきっていたでしょう。
 見えないのだから、見えるようになりたいと必死に願っていることぐらい
 察しがつくものです。しかし敢えてイエスは問いかけているのです。

 彼の主体性を重んじているのです。
 彼の口で、彼の信仰に基づく願いを語らせたのです。
 「主よ、目が見えるようになりたいのです」この主体的願いこそ

 イエスが待っていたものだったのです。
 もしそうでなければ、会った瞬間に癒やされていたことでしょう。
 彼の主体的な信仰に基づいた願いの確認を、わざわざなされていたのです。

 私たちも受け身ではなく、主体的能動的な願いをイエスにささげていきましょう。
 「何をしてほしいのか」と尋ねられて、「いや特に何も...」ではイエスは
 とても悲しまれることでしょう。信じて願い求めて欲しいと願っておられるのです。

 【今日の聖書】
 そこで、イエスは言われた。
 「見えるようになれ。あなたの信仰があなたを救った。」
 盲人はたちまち見えるようになり、神をほめたたえながら、
 イエスに従った。
 これを見た民衆は、こぞって神を賛美した。
 ルカによる福音書 18章42〜43節


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