今日のできごと


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2018/7/1(日)



神の正しい裁きを待ち望まれたイエス・キリスト

 何の罪もないのに、十字架の上で血潮を流し
 死んで行かれたイエス・キリストの姿は、
 理不尽この上ないともいうべき、姿でした。

 罪人でもないのに、罪人のひとりにされてしまい、
 正しい裁きによらず、不当な裁きによって裁かれて
 結局、十字架にかけられて死んでしまわれたのです。

 理不尽この上ない仕打ちを受けられ、十字架で死なれたイエスでしたが、
 イエスの心は、神の正しい裁きに向いていました。
 「正しくお裁きになる方」すなわち父なる神に、一切をゆだねておられたのです。

 理不尽は、理不尽のままで終わりません。
 最後には、正しく裁いて下さる神の裁きがあるのです。
 私たちも同じように、理不尽な目にあったとしても、

 あえて反論や叫びをあげず、それに甘んじて、
 最後の神による正しい裁きを、信仰を持って待ち望んでいたいとそう願います。
 信仰の勇者たちは、理不尽な所を通されつつ用いられているのです。

 【今日の聖書】
 「この方は、罪を犯したことがなく、
  その口には偽りがなかった。」
  ののしられてもののしり返さず、
  苦しめられても人を脅さず、
  正しくお裁きになる方にお任せになりました。
 ペトロの手紙一 2章22〜23節


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