今日のできごと


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2018/11/27(火)



思い悩まず毅然とした態度で

 食べることや着ることに思い悩むなと、イエスは言われました。

 だから、
 『何を食べようか』『何を飲もうか』『何を着ようか』と言って、
 思い悩むな。
 マタイによる福音書 6章31節

 私たちは日常生活のことを思い悩まないように、生きています。
 全知全能の神が与えて下さり助けて下さると、私たちは信じているからです。
 ですから、食べ物や着るもののことで、時間が取られないようにしています。

 自分のことであれば、思い悩まないようにすることは比較的容易です。
 しかし相手がいる場合、これは難しくなってきます。
 「あの人は、こういうことを言って来ないだろうか?」

 「あの人に、こんなことをされるのではないだろうか?」
 過去実際に、そういう仕打ちをされていた場合、
 そのような思い悩みの誘惑は、少なからずやってきます。

 しかし悪に対しては、逃げたり同調したりするのではなく
 神に従って、毅然とした態度をとります。
 思い悩むのではなく、妥協せずにはっきりと反対します。

 人を恐れると、わなに陥る、
 主に信頼する者は安らかである。
 箴言 29章25節

 イエスも「人々を恐れてはならない」と、言われています。

 「人々を恐れてはならない。
  覆われているもので現されないものはなく、
  隠されているもので知られずに済むものはないからである。
 マタイによる福音書 10章26節

 アリマタヤ出身のヨセフも、イエスの弟子でありながら、
 ユダヤ人たちを恐れて、そのことを隠していました。
 しかし、十字架の後は大胆にピラトの前に出ていっています。

 その後、イエスの弟子でありながら、
 ユダヤ人たちを恐れて、
 そのことを隠していたアリマタヤ出身のヨセフが、
 イエスの遺体を取り降ろしたいと、ピラトに願い出た。
 ピラトが許したので、ヨセフは行って遺体を取り降ろした。
 ヨハネによる福音書 19章38節

 「イエスの遺体を取り降ろしたい」と、ピラトに願い出たのです。
 そして許可を受けると、公衆の面前で堂々とイエスの遺体を取り降ろし
 墓に葬っています。

 私たちも、人を恐れて思い悩むことなく
 神に信頼を置いて、毅然とした態度で行動していくものと、
 なっているべきなのです。

 【今日の聖書】
 悪に負けることなく、
 善をもって悪に勝ちなさい。
 ローマの信徒への手紙 12章21節


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