心を騒がせるな
イエス・キリストは、十字架にかかられる直前の過越の食事の時に、
弟子たちに重要なことを、次々と語られました。
その中の一つが「心を騒がせるな」です。
「心を騒がせるな。神を信じなさい。そして、わたしをも信じなさい。」
これがイエス・キリストの命じられた命令です。
心を騒がせることすなわち動揺することは、してはならないというのです。
イエスは、これから十字架にかかられようとされていました。
弟子たちも、否が応でもそれに直面しなければならなかったのです。
その時にイエスは弟子たちに、「心を騒がせてはならない」と命じられたのです。
弟子たちが、まだ十字架について何も理解せず、
これから起こることを、予想だにしていなかったそんな時に、
イエスはあらかじめ、弟子たちに語っておられたのです。
弟子たちは、イエスがエルサレムで王になるものとばかり思っており、
誰が偉いか議論していた程ですから、いきなり捕らえられ十字架にかけられたら
動揺せずには、おられなかったはずです。
恐怖と疑問と動揺で、居ても立ってもおられなかったはずです。
そういう弟子たちに対して、イエスはあらかじめ語られ命じられていたのです。
「心を騒がせるな。神を信じなさい。そして、わたしをも信じなさい。」
「たとえわたしが十字架にかけられて、死んでしまうことがあっても
心を騒がせてはいけません。絶対に大丈夫だから。」という語りかけなのです。
必要なのは、神を信じイエスを信じることだったのです。
その言葉の通り、イエスは十字架で死なれても大丈夫でした。
3日目に復活を遂げられたからです。
心を騒がせる必要は、まったくなかったのです。
復活された主イエスは、今も生きておられ
私たちとともにいて下さいますから、私たちも大丈夫です。
心を騒がせる必要はありません。神を信じ、イエスを信じることです。
神を信じイエスを信じている以上、絶対に大丈夫です!
心を騒がせず、神を賛美していましょう!
ハレルヤ!
【今日の聖書】
「心を騒がせるな。神を信じなさい。
そして、わたしをも信じなさい。
ヨハネによる福音書 14章1節