今日のできごと


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2018/1/7(日)



石鯛

 島根県の日本海側では、石鯛が釣れます。
 朝早く7時前にスーパーに行くと、朝取りの魚が並んでいますが、
 かつおあじさばたこ牛頭(鯊)ごず(はぜ)に並んで、 石鯛いしだいも出ています。

 関東のスーパーでは、あまり見かけないかもしれませんが、
 松江では、普通に売っています。
 朝取りの蛸は、1匹で1700円程したりしますが、

 石鯛は小ぶりなものであれば、6匹ほどでも200円しません。
 牛頭も、6匹ほどでも200円しなかったりしています。
 鯵も小ぶりなものであれば、20匹以上で300円しなかったりします。

 朝取りで新鮮なうえ、価格もお手頃なので、
 石鯛などの魚は、一般の人でも普通においしくいただけます。
 島根県は、新鮮な魚が豊富なところです。

 新約時代の人々も、頻繁に魚を食べていたことが聖書に出てきます。
 そもそも弟子のペトロやヨハネたちも漁師でしたし、
 イエスはガリラヤ湖周辺で活動していましたから、魚は身近な存在でした。

 イエス・キリストが復活なさった後、ガリラヤ湖で漁に出ていた弟子たちに
 「舟の右側に網を打ちなさい。そうすればとれるはずだ。」
 と言われました。そこで、弟子たちが網を打ってみると、

 魚があまり多くて、もはや網を引き上げることができなかったといいます。
 その後、陸に上がり、炭火の上の魚とパンをイエスと一緒に食べます。
 復活されたイエスと共に、ガリラヤ湖の岸で焼き魚を食べた弟子たちにとって

 この経験は、生涯忘れられない経験となったことは、間違いないでしょう。
 十字架で死なれたはずのイエスが、今目の前で一緒に魚とパンを食べている、
 誰も否定できない、復活の現実が目の前にあらわされていたのです。

 その後イエスはペトロに対して、「ヨハネの子シモン、わたしを愛しているか。」
 と問われ、「わたしの羊の世話をしなさい」と言われます。
 そしてヨハネによる福音書は、その記述を終えるのです。

 イエスは確かによみがえられて、私たちは岸辺で一緒にパンと魚を食べたのだ、
 というリアルな語りかけが、ここから聞こえてきます。
 イエスは今、よみがえられて生きておられる、真の救い主なのです。

 【今日の聖書】
 イエスは来て、パンを取って弟子たちに与えられた。
 魚も同じようにされた。
 イエスが死者の中から復活した後、
 弟子たちに現れたのは、これでもう三度目である。
 ヨハネによる福音書 21章13〜14節


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