まちづくり
今日は、都心(代官山)でまちづくりをしておられる方からお話を伺いました。
松江では、何とか人口減少を止めようという意図で、
まちづくりをしていますが、都心の場合はその逆で、
人はすでにたくさんいるので、人口減少を止めようとか
人を増やそうとかいう目的ではなく、大勢いるすべての人が
「住みにくくない」ようなまちづくりをしようとしているとのことでした。
たとえば、年配者がまちの中で、行き場がないとか、
障がいを持っておられる方が、移動しづらく住みづらいとかがないような
いろいろな種類の方々が、住みづらくない
「すべての人が住みやすいまち」をつくるという
そのような活動をしておられるとのことでした。
まちづくりといういうより、まちのトリートメントだそうです。
人口が少なければ、少ないなりの悩みがありますが、
多ければ多いなりの悩みがあるとのことで、
お話を伺って、とても参考になりました。
建物や道路などのハード的なことの改善も必要ではありますが、
それ以前に、多くの人々の関係づくりがとても大切だとおっしゃって
おられたことが、心に残りました。
聖書のアモス書には、イスラエルの回復について預言が記されています。
私たちの神は、罪に対しては厳しい裁きをされますが、
悔い改める時には、見事な回復を与えてくださる神なのです。
【今日の聖書】
見よ、その日が来れば、と主は言われる。
耕す者は、刈り入れる者に続き
ぶどうを踏む者は、種蒔く者に続く。
山々はぶどうの汁を滴らせ
すべての丘は溶けて流れる。
わたしは、わが民イスラエルの繁栄を回復する。
彼らは荒された町を建て直して住み
ぶどう畑を作って、ぶどう酒を飲み
園を造って、実りを食べる。
わたしは彼らをその土地に植え付ける。
わたしが与えた地から
再び彼らが引き抜かれることは決してないと
あなたの神なる主は言われる。
アモス書 9章13〜15節