今日のできごと


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2017/8/29(火)



行商の魚売り

 昔の松江には、行商の魚売りの人がおられたそうです。
 境港や美保関で捕れた魚を、リヤカーに積んで、
 毎朝、町の中を売り歩いていたというお話でした。

 まさか、境港や美保関からリヤカーを引いて
 やって来ていたわけではないでしょうから、途中まで車で運んで
 そこからリヤカーに積んで、売り歩いていたのだろうということでした。

 調べてみると、カンカン部隊1と呼ばれる女性行商人が2013年時点でも
 おられたとのことで、カンカン部隊であれば、大橋川沿いにある
 松江中央水産物卸市場2で、セリで魚を買い付けていたと考えられます。

 イエス・キリストの弟子の、ペトロやヨハネたちも漁師でしたから
 当時も、捕った魚を売って生計を立てていたことでしょう。
 魚を捕って、それを売って生計を立てるという生活が、

 時代を超え、国を越えて、同じようになされていたということは
 感慨深いものがあります。ペトロやヨハネたちは、
 その平凡な生活の中で、イエスに出会い、人生が変えられているのです。

 その同じイエス・キリストを、時代を超え、国を越えて、同じように
 今この21世紀の日本で、私たちは信じて救われているのです。
 時代や場所を超えても変わらない神の恵みに、感謝します。

 【今日の聖書】
 イエスは、ガリラヤ湖のほとりを歩いておられたとき、
 二人の兄弟、ペトロと呼ばれるシモンとその兄弟アンデレが、
 湖で網を打っているのを御覧になった。
 彼らは漁師だった。イエスは、
 「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう」と言われた。
 マタイによる福音書 4章18〜19節



1カンカン部隊とギョウショウニン −島根県松江市の行商人たち―
2松江中央水産物株式会社 〒690-0005 島根県松江市和多見町153

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